こんにちは、リブラです。

今回も、2020年の数秘の続きです。

 

今年は「20」がダブルで「2と0」の組み合わせが強調されています。

「0」は創造主(神、ソース、大いなる存在)を表し、「2」は女性性を表します

今年は「女性性で大いなる存在とつながること」が強調されているのです。

 

「女性性」も「大いなる存在・神・創造主・ソースエナジー」も言葉としては何を示すかわかっていても、人類の根深い「女性性と男性性にまつわる分離の歴史」が、わたしたちの「女性性」と「男性性」のほんとうの理解を妨げます。

 

今日も、神さまと女性性のつながりを、アカシックレコードで歴史を遡ってお話しようと思います。

 

前回お話しした、てんびん座神話の金の時代は、神さまも人間も天使もフェアリーも動物も植物も鉱物も、すべてとコミュニケーションでき、意識をひとつに共有したまま個である自分を生きる共存共栄のレムリアの時代の始まりでした。

  

気候は常春で、どの存在もお互いが自分の身体の一部のように感じられるので、森羅万象・万物が豊かに美しく溢れ、調和していました。

生存に必要なものは潤沢に供給されるので、誰もが自由に遊んでいられる楽園でした。

とくに人間は、身体と意識(生存本能)だけではなく、「形のない神様」の分霊がそのまま宿る「形のある神様」のような存在だったので、地に満ちる万物を使い、自身の肉体を自在に操り、個性と創造性を発揮するので、誰もが唯一無二のアーティストでした。

 

そこにおとめ座神話にも登場する「冬」が訪れ、四季が巡る銀の時代が到来します。

まだレムリアの時代でしたが着々と神様の壮大な計画は進められていました。

 

動物や植物などの人間以外の自然界の存在は、「見えない神様」にそのまま従いました。

でも、「形のある神様(人間)」は、個として生きる冒険の楽しさを知ってしまったので、知恵を使って過酷な冬を乗り越えることに創造性を使い始めました。

それは、豊かな万物を冬に備えて蓄える農耕という労働が始まったことを意味します。

 

けれども、この頃はまだレムリアで、人々の心はひとつにつながっているのを感じられていました。

「形のない神さま」に依存しなくても、「形のある神様(人間)」が結束して社会を作ることで楽園を維持できたのです。

 

この頃の社会は母系社会でした。

蜂や蟻が女王蜂や女王蟻を筆頭に、家族のような組織を作って暮らすのと似ています。

蜂や蟻の場合は、女王蜂や女王蟻が出す特別なホルモンによって働き蜂や蟻は様々な役割を果たします。

労働というよりは、個体の全細胞が個体の生命維持のため(自分のため)に働く感じです。

 

レムリアの頃の社会はこのような母系社会で、「形のない神様」に森羅万象・万物が従うように、自然に「形のある神様(人間)」たちは自分たちの社会の母になる存在に従っていました。

レムリアの「社会の母」になる存在は、「神の女性性=神聖さ(神秘性)」で社会を統制していました。

 

常春だった世界に冬が訪れるようになる頃から、「形のある神様(人間)」は「形のない神様」とコミュニケーションがとりづらくなり、「神の女性性=神聖さ(神秘性)」をパワフルに持つ人だけが「形のない神様(大いなる存在)」の意図を知ることができました。

 

こうした社会で楽園の維持ができると、「形のある神様(人間)」は「見えないもの」や「形のない神様」に価値を置かなくなっていきました。

その代わりに自らの知性でこの世に君臨できることに夢中になりました。

 

この頃が知恵の火を手に入れて金属を溶かし、生活に必要なものも、社会を守る武器も作り始めたと神話に例えられている銅の時代です。レムリアの後期でアトランティス時代の始まりです。

 

この時代は「見えない神様(大いなる存在)」から完全に独立しようという動きが起きて、「見える神様(人間)」は見えないサイキックな力と自らの頭脳の両方を駆使して驚嘆するようなテクノロジーを生み出しました。

こうなると「神の女性性=神聖さ(神秘性)」によって統制されていた社会は崩壊します。

 

「見えるもの」を豊かに備えるシステムを作る者、闘いや競争に勝ち残る者が支配者となる社会に変わったのです。

「神の男性性=創造性、与える力」がこの世に様々なものを創造し豊かなものを与えたので、「形のある神様(人間)」は、そちらに心をひとつにしたいと思うようになったのです。

 

アトランティスの後期、「見えない神様(大いなる存在)」は、完全に黒子役に徹するようになり、その存在をどこにも感じさせなくなりました。ユニティ(合一)の時代が完全に終わり、分離の時代に突入したのです。

 

それが神話で例えられる鉄の時代で、大地の女神さえ人間に見切りをつけて去っていったという、血みどろの生存競争に明け暮れる、「形のある神様」が自分を完全に忘れ、生存本能に乗っ取られた身体の存在が自分であると信じて疑わない時代になったのです。

 

現代は、分離の時代の終わりに来ています。ほんとうは、2012年12月21日で終わりになるはずだった分離の時代がまだ続いているのは、人類の集合意識の女性性が「神聖さ(神秘性)」の力を取り戻していないからです。

 

「女は弱きもの、誰かに愛を与えてもらわないと欠乏感いっぱいになって、愚かな感情に支配されてしまうのが女の性だ」という思い込みを、女性たちがまず、手放さなければ、男性たちも自らの女性性を欠点としか思えなくなります。

 

再びユニティの時代を迎えるには、人類ひとりひとりが「大いなる存在」とつながる意識=「神聖な女性性」を備えていると認めることが必要です。

 

「愛の欠乏感(分離感)」を持ったなら、『「大いなる存在」と離れてしまったからだ!』と即座に感じて内なる女性性で「大いなる存在」の愛を受けとって満たすようになるとき、森羅万象・万物もユニティ時代の幕開けを感じて人類に優しい環境になっていくことでしょう。

 

次回もこの続き、「真の女性性に目覚めるために」についてのお話を予定しています。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。