こんにちは、リブラです。

土星の元型との対話編が終わってからだいぶ空いてしまいましたが、キローンは小惑星とは言えどもとても重要な天体です。

ヴォイス・ダイアローグをブログでシェアして、キローンのご理解につながったらと思います。

 

リブラ「キローンさん、ようこそ、リブラの図書館においでくださいました」

 

キローン「あ、あの、わたしごときが、小惑星のブンザイで、お話なんかしちゃっていいんでしょうか?」

 

リブラ「お呼びしたのはわたしですから、堂々とお話になってけっこうですよ。それに天体の大きさなんて問題になりません。影響力の問題です。

月(インナーチャイルド)と土星(観念、現実性)と同じくらい、キローンさんのホロスコープにおける重要度は高いですよ」

 

キローン「それは言い換えたら、未熟なおこちゃま意識のムーン(月)ちゃんや厳しい現実を突きつけるサターン(土星)先生と同じくらい、わたしは厄介者ということですよね?リブラさん。

わたしは、占星術ファンから無視されるか、忘れられている存在ですから、たぶん、嫌われて、避けられているじゃないかと思うのですよ」

 

リブラ「よく、ご存知ですね。でも、ムーン(月)ちゃんやサターン(土星)さんやキローンさんが重要なのは、厄介者だからじゃないのです。

その厄介な取り扱いを乗り越えてでも、使う価値のある天体のエネルギーだからです」

 

キローン「いや、いや、わたしはムーン(月)ちゃんやサターン(土星)先生ほどポピュラーではないし・・・。きっと占星術ファンからは、『引っ込め!キローン!役立たず。足を引っ張るばかりのくせに!』と苦情が来ると思います。そう言われる前に、帰ることにします。それでは、失礼します・・・」

 

リブラ「そういうネガティブ面だけでない、価値あるポジティブ面を占星術ファンに広く理解してほしいからキローンさんをお呼びしたのですよ。取り扱いが難しい天体だから、キローンさんのネガティブ面しかみんな知らないのです」

 

キローン「わたしのエネルギーを使いこなせている人なんているんでしょうか?それは単にわたしのネガティブ面から解放されたというだけのことだと思います。

わたしの役目はその人のトラウマによるコンプレックスでがんじがらめにして、劣等感と自己過小評価で駆り立てて、無限努力に突入させることです。

こんなわたしの役目を公開してしまったら、ますます嫌われてしまいます。

やっぱり、帰ります!今日の対話なかったことにしてください」

 

リブラ「さすがキローンさん、なかなか手ごわいですね。こんなに『帰る』を連呼されたのは初めてです。

でも、わたしはキローンさんが大・大・大好きですよ。

わたしはキローンさんの良いところをこの『リブラの図書館』で紹介するまで粘りますよ。

だってわたしはキローンを1室(本人のハウス)にもっているくらいですから。

キローン攻略のエキスパートです。

わたしの体験からすると、土星以上にたいへんでしたが、キローンのエネルギーが使えているから星読みを天職にできたと言っても過言ではありません」

 

キローン「わたしはリブラさんにいくら褒めちぎられたって、動じませんからね。

わたしのマイナス思考は筋金入りです。自己否定だったら誰にも負けません」

 

リブラ「おおーっと、本性を表しましたね。それですよ。ヒトに言われても動じない姿勢。

それがポジティブ面、つまり、自己肯定でできたら、完璧ではないですか?」

 

キローン「自己否定を自己肯定にひっくり返して自信に換える力技は、失敗から学ぶ土星をアセンダントに乗せているリブラさんだからこそできたのではないですか?

わたしは本来、そんなハードな力技では超えられるものではないのです。

 

無限に努力をさせるけれど、それはコンプレックスから目を逸らせるための一時しのぎに過ぎません。

けして自信につながらない努力なのです。

ああ、これが知れたら、サターン(土星)先生より嫌われちゃいますよね。

やっぱり、いままでの話はなかったことにしてください。リブラさん、お願いしますよ」

 

リブラ「褒め言葉に動じないのならば、占星術ファンに非難されるのだって動じないはずですよね?」

 

キローン「ええ、そういうことになりますね。

それは、わたしの役目であって、好き好んでみなさんを小突き回して鍛えているわけでもないので。

 

ほんとうに知られたくないのは、わたしの攻略法の方です。あまりにも呆気ないので。

知られてしまうとわたしの役目がなくなってしまうか心配です」

 

リブラ「でも、キローンのコンプレックスで苦しんいる人は多いし、言うのはやさしいけれど、実際に実行するのは根気がいるから、キローンさんの役目がなくなることはないですよ。

ここで、攻略法を言ってしまう方がキローンさんの仕事がやりやすくなって、あなたのエネルギーをポジティブに活かせる人が増えますよ。きっと」

 

キローン「攻略法というほどたいそうなものではありませんが、『自己承認』です。

無限努力に突入してきた道を立ち止まり、それまでしてきた努力を正当に評価することです。

それを、他者の評価に翻弄されず、自身の評価で承認するのです」

 

リブラ「ありがとうございます。キローンさんの口からそれが聞けて、読者のみなさんも喜んでいると思います」

 

キローン「こんな答えで、ほんとうにご理解いただけたのでしょうか?」

 

リブラ「ぜんぜん、ご理解いただけてないと思います。

だから、次回はもっと詳しくお話を伺っていきたいと思います。

簡単なものほど、実行するときは難しいのです。

 

でも、キローンさんの苦手意識の呪縛から解放されると、自己覚知→自己実現への道のりが魔法をかけたかのようにスムーズになります。

しかも、そこに至るプロセスを人に語るとすばらしい貢献になります。それこそがキローンさんの本来のエネルギーですよね?だから、次回もここにおいでください」

 

キローン「なんだか、来ないといけない雰囲気になってしまいましたね。わかりました。この続きをまたお話に来ることにしましょう」

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。