こんにちは、リブラです。

今回もサターン(土星)さんからやぎ座についてお話を聞きます。

 

リブラ「わたしはやぎ座に星はないのですが、アセンダントに土星を乗せているくらいなので、土星を守護星にしているやぎ座さんの長所や短所の性質はよくわかるのです。

 

その中で長所が短所になってしまっているケースをよく見かけます」

 

サターン「ムダが嫌いな、欠点でさえもメリットを弾き出すやぎ座に『長所が短所になってしまう』そんなもったいない性質があるのもか」

 

リブラ「それ!それです。ムダをしないために『リスク回避』を重視する性質です。

『失敗するくらいなら、冒険しないで現状維持』をしてしまうのです。

これって、自然界の摂理、大いなる源の意図に反しているからネガティブな現実を呼ぶのですよね?」

 

サターン「そんなときはおひつじ座神話の『失敗してもお咎めなしで誰にもできないチャレンジを称えられ1番目に天に上げられた金毛羊』とやぎ座神話の『失敗を笑われて10番目に天に上げられたパーン』のうちどちらが神から愛されているかを思い出せばよいのだ。

賢いやぎ座土星の持ち主なら、どちらがお得かすぐわかるだろう」

 

リブラ「人間の社会では、リスクあるチャレンジをする者は愚者で、お笑い芸で人気を取る方が称えられたりするのですよ。

 

サターンさんは努力を尊重する神なのに『金毛羊の方がお得』とかルーラーが言ったら、やぎ座さんたちが泣きますよ」

 

サターン「『金毛羊』のすべてがお得だと言っているのではないよ。『リスク』についての見解だ。

 

やぎ座は失敗から学ぶ能力が12星座で1番高い。

12星座一打たれ強く、転んでもタダ起きない性質がある。

転んだ原因を検証しながら立ち上がり、二度と同じところでつまづかない方法を考え経験とともに記憶に刻む。

こんな素晴らしい性質があるのだから『リスク』を恐れずトライすべきだ。

『リスク回避』の能力は行動を制限するために使うのではなく、失敗を繰り返さないために使うのだ。

 

『金毛羊』は恐れを知らないから唯一無二のチャレンジはできるが、同じことをもう一度再現せよ、と言われたらそれは無理な相談なのだ。

 

でも、『パーン』なら1度成功させたら何度でも再現することができる。

失敗の経験がしっかり思考回路に組み込まれ、その失敗を繰り返さないためのアイディアとセットで記憶されるからだ。

 

『金毛羊』は行動で未知の領域を開拓するのが役割で、『パーン』は開拓した道が最短距離で何度でも通れるように道しるべを立てるのが役割なのだ。

 

『道がないところは危険だから行かない』を決め込むと、自分で窮屈な塀を築いて籠城することになる」

 

リブラ「その状態になると、やぎ座さんたちは大きな葛藤を抱えることになりますね。

 

『今よりもより高く、もっと高みに!』という野心を持っていますから」

 

サターン「やぎ座土星の持ち主は、手堅い成功を狙うがゆえに『保守』と『野心』の葛藤に苦しむことになるが、そのビターテイストな葛藤すらも、価値ある経験に変える力に恵まれている。

神に愛されるが故に再現性に乏しいおひつじ座より、神に放って置かれるやぎ座の方がこの世を生き抜く知恵は鍛え抜かれているのだ」

 

リブラ「おひつじ座は『恐れ知らない』からチャレンジできて、やぎ座は『恐れを知り過ぎている』からチャレンジできないだけなのですね」

 

サターン「いまは冥王星やぎ座時代で、近々わたしもやぎ座に移動する。

だからこの先やぎ座の性質は、やぎ座に天体をもっている者だけに影響するのではなく、この世も時代もますますやぎ座の性質を帯びて来ることになるだろう」

 

リブラ「地に足つけながらも高みに上がろうと野心に燃える葛藤を誰もが現実に突きつけられるときが、これから2年半やって来るのですね」

 

サターン「それでは次回はその葛藤を乗り越え『今後のやぎ座土星を賢く利用するための知恵』を授けよう」

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。