こんにちは、リブラです。
師走の忙しさの中で、ブログを書く余裕をつくるのって
けっこう難しいものです。
気がつくと時間が飛んでいくのがあっという間。
そういう時期なのに「リブラの図書館」に立ち寄ってくださる読者の
みなさんに、感謝いたします。
今回もジュピター(木星)さんから星座別木星の有効利用について
聞いてみようと思います。
《11天体とヴォイスダイアローグ*木星⑦》
リブラ「なかなか自分では気づきにくい木星星座のふたご座の話を
今日のテーマにしたいと思います」
ジュピター「ふたご座の木星を理解するには、『神の遊び心』を知る
ことが必要だな。
この世(人間の世界)を創ったのは、神々のゲームのた
めだから。
夢中になってくれるのはいいことだが、駒である人間が
無難な動きしかしないのは、嘆かわしいことだ。
観戦している神は、退屈でたまらん」
リブラ「あっ、だからあなた(ゼウス)はふたご座神話の中で、とんでも
ない策略を仕掛けたのですね」
ジュピター「とんでもない策略ってなんのことかね?」
リブラ「スパルタ王の妻レダに、ふたご座神話の主人公カストルとポル
ックスを産ませたときのことですよ。
あなたはたかが浮気にしては、随分手の込んだ小芝居をしたじ
ゃありませんか?
まず、愛の女神ヴィーナスに凶暴な鷲に化けてもらって、あなた
が助けを求め悲鳴をあげて逃げ回る白鳥に化けましたよね?
神々が二人がかりで人間の女ひとりをたぶらかそうとするので
す。
何か強力な神々の意図(策略)を感じますよ。
まんまとその小芝居に引っかかったレダは、白鳥に化けたあなた
を部屋の中に保護してしまい、襲われたのですよね。
そしてなぜかその夜スパルタ王も夫婦の営みをすることになり、
後にレダは男の子1組と女の子1組の双子を産みました。
双子の兄カストルはスパルタ王の子で、弟ポルックスがあなた(
ゼウス)の子。
女の子の双子も、ヘレナという後のトロイア戦争の引き金になる
ワケあり美女は、あなたの血を引く子でしたよね。
この神話を読むと、あなたがレダに一目惚れをして浮気をしただ
けといういつものパターンとは、完全に違う気がします。
あなたの血を引く子どもを人間界にこっそり送り込み、同じ環境
で人間として育てさせ、つまらない人間界をどう引っかき回すか、
観戦する神々たちに見せる壮大な実験のように思えるのです」
ジュピター「バレていたか。ハッハッハッ。
わたしの子供たちを人間界に忍び込ませたのは、ちゃんと
時間空間の制限を受ける人間界のルールに従いつつも、
ゲームの醍醐味を演出してほしかったからだ。
人間がたった1度きりの人生だと思って一生懸命生きる姿は
じつに美しいし、おもしろい。
死という終わりがない神々は、死に物狂いで戦ったり、命懸
けで恋をするなんてできないからね。
限りある命だからこそ一瞬一瞬人生を充実させる生き方と、
安全圏から一歩でないでなるべく平穏無事に長生きしようと
いう生き方もある。
どちらを選ぶかは自由選択だが、神としてはいつでも前者
を応援する」
リブラ「それがふたご座的死生観で生きるというものですか?」
ジュピター「そのとおり。
兄カストルが従兄弟の矢に射抜かれて死に、弟ポルックス
は矢に当たっても死ななかった。
そのとき彼は初めて、神の血を引くことを知り、不死の自分
の命を死んだ兄と分け合って共に生きたいと願い出た。
そしてわたしはその願いを叶えてやった」
リブラ「この神話は、不死であり、大いなる源の一部であるわたしたちの
魂をポルックスが、わたしたちの身体意識を矢で射抜かれて絶命
したカストルが象徴してますよね?」
ジュピター「そうだ。
だから人間は、人生をおもしろく生きたいという魂の願望と、
安全・安定の人生を生きようとする身体意識の願望の間で
選択に揺れ動くのだ。
神はいつでも個性的におもしろく生きる人間を応援するが、
とくにふたご座に木星をもっている者には、「おもしろい人生」
を選択してほしい。
人生は神々が神であることを忘れて、人間(制限)のルール
の中で生きるゲームであると知った瞬間から、チャンスと幸運
が流れ込むようになっているから」
リブラ「それでふたご座のキーワードは < I think (わたしは思考する)>
であり、< I comunicate (わたしは交流する)>でもあるのです
ね。
人生がゲームであるというカラクリに気づくまでは、必死で思考を
使って制限のゲームを生きるけれど、ゲームを攻略してしまうと
魂と身体意識と大いなる源(神)と交流しながら三位一体で、おも
しろい人生を生きることが、本来の生き方だった、人間はそのよう
にできていた!と悟るワケですよね」
ジュピター「わかっているなら、みんなに伝えてほしい。
そのほうが、観戦している方もおもしろくなる」
リブラ「実例としては、ハリーポッターシリーズを書いたJ・K・ローリング
があなたのいうような『おもしろい方を選択する生き方』でチャンス
と幸運を掴んだように見えます。
安心・安定の人生を選択するなら、離婚してシングルマザーにな
ってまで小説を書こうとしないし、教師という安定した仕事も辞め
なかったでしょう。
でも、執筆のために生活基盤になる支えをすべて手放して危機
的状況に身を置いたため、うつ病になり、シングルマザーという
条件もあったので、生活保護を受けることができたのです。
つまり、国からお金を貰って親子の生活を保護してもらい、執筆
に打ち込めて、ハリポタ第1作目「賢者の石」が誕生したのです」
ジュピター「彼女の出版社とのエピソードも、おもしろい選択だとは思わ
ないか?
まるでふたご座の木星をもっていることを知っていたかのよ
うな行動だ」
リブラ「そうですね。頭で考えれば、無名の新人の、それも長編の童話
を持ち込んで出版社が本にしてくれる可能性は極めて低そう
です。
大人がターゲットだったら、長編でも内容が素晴らしければチャ
ンスがありそうですが、子どもがターゲットの童話だったたら、
もう少しコンパクトにしてくれ、と言われてしまうのも無理ない
ですよね。
でも、何社も断られながらもお話を短くすることはしないで、長
編のまま持ち込み続けた・・・」
ジュピター「彼女はつまらない安全圏を選ばず、自身がおもしろいと思う
作品を創作し、そのおもしろさを損なわないために出版社の
要求(コンパクトにまとめる)を拒み、作品を丸ごと出版して
くれるところを探し続け、見つけたのだ。
社会のニーズに合わせて自分に制限を課すことより、自分の
希望を優先させたのだ。
なぜ、それができたかといえば、彼女の作品は、彼女の魂と
彼女の身体と大いなる源との三位一体の共同創造の賜物
だからだ。
神との共同創造の賜物には、必ずそれに相応しい舞台が用
意されている」
リブラ「ふたご座に木星をもつ人々には、おもっきりおもしろい方を選択
する人生を歩んでほしいですね。
確かにその方が人間界もおもしろさが増してくると思います」
ジュピター「わたしはおもしろい方を全面的に推奨する!
つまらない人生は飽き飽きするぞ!
安心・安全しか価値を置かない人生なんて、人間でなくても
家畜だってできるではないか?」
リブラ「ふたご座は死をもゲームと見なせる軽さがあるから、おもしろさ
を選択できるのです。
ふたご座木星の人々には、それができるから試してみてほしい
です!」
ジュピター「それでは、次回はかに座木星の話をするとしよう」
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみを
ホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題に
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詳しくは、こちら をご覧ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。