こんにちは、リブラです。
今回も前回に続き第7~第12室のお話です。
第6室で人に社会に貢献できる仕事を見つけたら、一応、ひとりで
できることは完了します。こんどはふたりの世界に向います。
第7室パートナーのハウス
昔は「結婚のハウス」とも呼ばれていましたが、1対1で交流する場合、
たとえ1回しか会わなくてもこのハウスの管轄に入ります。
このハウスは人を鏡として、自分を知る部屋なのです。
このハウスに星が集結する人は、人を通してたくさんの知らない自分
を引き出します。ですから、自分と違う性質の人と付き合うのを怖がら
ないでください。
違いを理解すれば、その反対側にあるまだ見つぬ自分の個性が際立
ちます。
そしてますます自分の世界が広がります。
ひとりの限界はふたりの関係を作ることで楽々超えられます。
第7室で人と出会い1対1の関係を作ったら、次に向かうのは
第8室共感のハウス
出会った人と心を通わせるには、共感の体験が必要です。
共感は同じように感じるのですから、心をひとつにするわけです。
別々であった個体にマジックが働いて融合し変容します。
つまり、ここで共感の感動を体験したら、それ以前の自分には戻れな
いないのです。
だから「死と再生のハウス」とも呼ばれています。
共感前の自分は死んで共感後の新たな自分が誕生するのです。
そのくらい人と人の心がひとつに溶け合うと、大きな変容が起きるの
です。
このハウスに星が集結する人は、深い心の交流が人生を大きく変化
させ、関わる人々にも大きな変化をもたらす人になっていきます。
第8室は物質界と意識界の交流する場でした。
だから個である存在が心でひとつに溶け合えたのです。
見えない世界のマジックを経験した後は、もっとその世界を知りたく
なります。そして次に向かうのは、
第9室探究のハウス
大昔は「外国のハウス」と呼ばれていました。
外国は辿り着くのかも、帰って来れるのかもわからない未知の世界
だったからです。
現在は「精神世界」がそんな場所です。
見えないけれど心で感じることができる意識界とは違い、このハウス
では知的に探求して理解していくしかありません。
でもこの世で働く見えないしくみまで探究が進めば、全貌が明らかに
なり、断片的な知的理解を超越して全体性を悟ることができます。
このハウスに星が集結する人は、スピリチュアルな探究を通して自分
の人生を俯瞰しながら生きて行く人たちです。
物理的次元に身を置きながら、精神世界にいる自分の視点でこの世
見ることができるのです。
ここまで来ると人間としての人生はほぼ完了した感じになります。
数秘術でも「9」は完了であり、最後の数字です。
自分を単なる人間と思えばここで終わりなのです。
でも、大いなる源(神、ソースエナジー)とつながった存在とするならば
ここから先があります。次に向かう先は、
第10室天職・天命のハウス
ここには、大いなる源(神、ソースエナジー)と自身の魂と自身の身体
が三位一体となって共同創造したいことが表されています。
だからこのハウスの始点はMCとして人生の最高到達点(辿り着けた
らいいなあと思うゴール)になっています。
このハウスに星が集結している人は、この人生でどうしてもやり遂げ
たい大いなる源との共同創造があるのです。
エゴに駆られた思考ばかり忙しくしているうちは、共同創造には取り
かかれません。
純粋な直感を信頼する姿勢と魂の囁きを聴く余裕が共同創造の内容
を明らかにしてくれます。
大いなる源との共同創造まで果たせたら、今度はチームで組織でグル
ープで、個の枠を超えて大きなひとつのことを成し遂げたくなります。
次に向かうのは、
第11室組織のハウス
このハウスでは組織の一員になって活躍できることが表わされています。
大きな夢は、個の限界を超えないと具現化できません。
このハウスに星が集中する人は、組織やグループなどで目的をひとつ
にした仲間と共同創造する何かを、やり遂げようと生まれてきたのです。
「同じ羽毛の鳥たち」の仲間に早く出会えるよう、自分らしさを発信して
ください。
ソウルグループに出会うことで、目覚めのスイッチが入ります。
ソウルグループたちとの共同創造も完了したら、いよいよ最後のハウス
第12室潜在意識~集合意識のハウス
このハウスは2重構造になっています。
個人の潜在意識とその向こうに集合意識がつながっています。
エゴの葛藤ゲームに夢中になっている間は、個人の潜在意識の世界
が騒がしいので、感情の嵐がその先にある世界をわからなくしてしまい
ます。
葛藤のゲームを終了すると、人類と地球上の万物の意識がすべて合流
した集合意識に接続できるようになります。
このハウスに星が集結している人は、集合意識のニーズと自分自身の
ニーズが一致し、万物に歓迎されて人生を送ることができる人たちです。
自分が望んだことは、人類の望みであったりするので人や自然界がバ
ックアップしてくれるのです。
個を超えて、見えない強力な援軍がつねに支えていることを信頼して
委ねてみましょう。
シンクロニシテイの波に乗れます。
次回は「サラとソロモンの友情」第16章についてのお話を予定して
います。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。