一瞬で自分を変える法 (知的生きかた文庫)/アンソニー・ロビンズ
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こんにちは、リブラです。


今回は「信念強化法」についてのお話です。


アンソニー・ロビンス氏は

「信念は、羅針盤や地図のように、わたしたちをゴールに導き、必ず到達できると確信を与えてくれる、成功のゆりかごだ」といっています。


信念とは、簡単にいえば「何を信じているか(何を真実としているか)」ということです。


「これなら絶対!」とか「これになら従ってもよい」と思える安心のイメージです。


情熱が絶え間なく燃え続けていられるのも、行動に走らせるのも「信念」が与える確信があるからこそです。


「信念」システム(脳に確信を与える指令システム)が機能していないと、「疑念」や「怖れ」に惑わされ、情熱の火は消され、行動はストップしてしまいます。


ロビンス氏はポジティブな「信念」を育てる要素として以下に挙げる5つが重要だとしています。



1.環境


富と成功を獲得した人々に囲まれて成長し、その人自身も富や成功を望むならば、容易にモデルを見つけ手本にできます。

(この例はビジネス界よりも、芸術やスポーツの世界でよく見かけられます。)


ロビンス氏は「モデリング」上級コースの題材として、スラム街をうろつく28歳の男性が劣悪な環境(母は娼婦、父は殺人犯で麻薬中毒)で育った悪習を生み出す信念を、NLP理論を応用して、幸せな結果を生み出す信念に変えた例を紹介しています。

悪い環境はネガティブな信念を生むかもしれないけれど、それは本人が変わる決意を持てば新しい信念に変えることができ、新しい人生を選択できると証明したのです。


2.経験・出来事


強烈で、脳に焼きついてしまうような経験によって、人生を180度変えてしまうかもしれない信念が形成されます。


ロビンス氏は13歳のとき、多くの新聞記者をかき分け、有名なニュースキャスターにインタビューできた経験が「可能性」の概念を変えたそうです

会いたい人には会うことができ、相手に望みを素直に伝えれば、大きな成果が得れられるという確信が生まれ、コミュニケーションの分野でキャリアを積むことができたのだそうです。


わたしの場合は10歳のとき、理科の授業でメダカの卵や玉ねぎの細胞を顕微鏡で見たのが衝撃的な出来事でした。

肉眼で見えない、人の手が加えられない世界に完全で美しい秩序があることを知って驚いたのです。

この時から「自然の摂理」に従い・理解することが、わたしに確信を与えるようになりました。



3.知識


読書、映画、他人のアドバイスにより、上を目指す気持ちが鼓舞するとき、ポジティブな信念が生まれます。


わたしの両親は知識に対してとても否定的な考えを持っていました。


「座って本なんか読んでるヤツは怠けもの」と思う人たちだったので、家事や子守をしていれば文句はないのですが、本を読んでいると「理屈っぽくてダメな人間になる」と怒られるので隠れて読んでました。


そんなわたしが中学生のときに出会ったのがイザヤ・ベンダサン著「日本人とユダヤ人」でした。

「飲める水と安全」がタダ同然で手に入る恵まれた国に生まれたことを、気づかされました

「物」や「お金」は奪われてもの、「頭のなかに入った知識」は誰にも奪えない、だから、ユダヤ人の親たちは徹底して子供に豊かになるための教育や知識をつけさせる。」ということを知り、「知識はお金以上の財産」なのだと思うようになりました。

両親の持つ知識に否定的な信念の影響を、わたしが受けずに済んだのはこの本のおかげです。



4.成功体験


一度でも成功すると「次もできる!」と自信が湧きます。


ロビンス氏であってもこの本を書くとき、1ヶ月以内に初稿を書き上げる自信がなかったそうです。

でも、1章を1日で仕上げる成功体験をしたら、できるという自信を得たそうです。ロビンス氏は、

「自分にはできる」と信じれば、それは自己達成的予言になるのだと言ってます。


5.イメージ


理想とする未来を繰り返しありありとイメージし、事前の結果体験を植えつけます。


ロビンス氏は「1万ドルを売り上げるのと、10万ドル売り上げるのでは、10万ドルを売り上げる方が簡単だ」と言っています。


「1万ドルを受けとる」のと「10万ドルを受けとる」のではどちらの方が楽しくイメージできるか、といえば、「10万ドル」のほうですよね。


楽しく、やる気を掻き立てるようなイメージを浮かべた方が望みの結果が出やすいということです。


次回はロビンス氏が実証済みという「奇跡を起こす7つの信念」についてお話したいと思います。

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本日のエイブラハムの言葉


あなたの身の回りにあるすべてのものは、あなたが源(ソース)と呼んでいるものによって、見えない視点から生み出されました。


集中的な思考の力を通して、源(ソース)があなたやあなたの世界を生み出したように、あなたはこの時空の現実の最先端に立って、自分の世界を生み出し続けています。


あなたと、あなたが源(ソース)と呼ぶものは同じです。

あなたは源(ソース)から切り離せません。


源(ソース)はいつでもあなたがたに活用されるのを待っています。

幸せは絶えずあなたへと流れ込もうとしています。


あなたはその幸せを許容・可能にする状態にあったり、なかったりします。


あなたがもっと多くの時間、源(ソース)とのつながりを意識的に許容・可能にするように助けること、それがわたしたち(エイブラハム)の望みです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。



わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたのポジティブな信念構築に役立つ情報を、ホロスコープより読み解きます。

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