こんにちは、リブラです。


「想定の『超』法則」覚え書き第4弾です。


第4章desire ~ 第6章attention まで。


「夢をかなえる道はそれだけなのだと信じ、望みがかなっている気持ちに没入しなければ、この『想定の法則』に無意識に動かされることはあっても、それを意識して使うことはできません。」

「より高い存在になるには自分に対する考えを高めなければなりません。現状を超えたものを想像できなければ、あなたは今のままです。」


自分を過少評価する癖(日本人にとって謙虚さは美徳のひとつですが)がついてしまっている人は、まず、等身大の自分がどういう状態なのかイメージしてみないと、その先に進めませんね。


低いセルフイメージを持ったままの自分では、現状を超えた自分の未来を想定するのも、すでに望みがかなっているという気持ちになるのも不可能ですから。


「自由と幸福を理解することが(人生の)主人になる鍵(マスター・キー)です。それを手にするには、想像力を支配しなければなりません。想いを定めるには、自分の望む境遇やなりたい人間像などの心の画像を形作り、その人になった気持ちに注意を寄せます。」


思い通りにならない状況下で、理想的な現実を想定するのはかなり難しいことです。

自分が望む境遇のイメージに近いものを実際に見に行ったり、なりたい人物像に近いものを映画や物語に探して自分に当てはめたりして想定すると、想像する楽しさも広がり何度も繰り返してイメージを完全なものにできます。


「あなたが制限されているのは、想像力を支配せず、望みがかなった気持ちに注意を寄せてないからです。想像力を支配せず、望みがかなっている気持ちに浸っていなければ、どんな祈りも信心も呪文も、望む効果を発揮しません。」

「好きなイメージを自由に呼び起こし、想像する形・思う形(ソート・フォーム)が自然界の形のごとく鮮明であれば、あなたは運命の支配者になれます。」


わたしは「長靴をはいた猫」のイメージが好きで、よくソート・フォームに使ってます。

童話や神話の元型は、人の潜在意識の元型のタイプと一致しているといわれています。だから、言葉も通じない、人の足だけでは行けない距離の国なのにとてもストーリーが似通った童話や神話があるそうです。

潜在意識にあるものを直に持ち込んだような感じになるので、「長靴をはいた猫」が奇想天外な方法で問題解決をしても、顕在意識のジャッジメントも入らず、想像は制限されません。


猫しか遺産相続でもらえなかった粉ひき小屋の三男坊が、「長靴さえはかせてくれたら、あとはなんでもお任せあれ!」という猫を信用したところから物語が始まり、三男坊を裕福な貴族とデマを流して王に狩りの獲物を献上し、わざと三男坊を溺れさせて王と王女に救出させ、魔王をおだててだましてネズミに化けさせ食べてしまって、鮮やかに城も領地もせしめる猫。そして、粉ひき小屋の三男坊は王女を娶り、一国一城の主となりました。


粉ひき小屋や、ロバを相続できた兄たちを羨み、この先どうして生きていこうかと途方に暮れている三男坊は、現実の厳しさの下で想像力を使うことなく、制限された答えを手にネガティブな未来を想定する顕在意識そのもののような気がします。


そして、猫が活躍する潜在意識の世界では想像力だけが武器なのです。


わたしは、猫がネズミに化けた魔王を食べてしまうイメージを浮かべると、不思議と未知の領域に踏み出すときの恐怖が消えて勇気に変わります。



「願望がおのずと実現するのはそれだけに注意を絞っているときです。これときめた目標に向かって注意を集中する態度が集中観察です。」

「毎晩眠りにつくときに、1日の行動を振り返り、時間を逆さにして、1つ1つの行動に注意を集めます。あなたがこの訓練を続けるならば、早晩、力の焦点が内に形成され、大いなる自己、真の自己が意識されてきます。」


夜寝るところから始まり、朝起きるところで終わる、逆回しの自分の行動を甦らせてイメージするわけですが、結構たいへんです。いまのところ朝起きるところまで行く前に眠りに落ちてしまって、最後までできたためしがないのですが、頭のなかでのイメージ映像を鮮明に描けるようになってきたかなあと思ってます。





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