こんにちは、リブラです。
同じてんびん座に太陽を持つ者として、ヤンキースへの移籍を決断されたイチローさんにエールを送ろうと、星読みと数秘をやってみました。
てんびん座に限らず、おひつじ座、かに座、やぎ座の方々も2008年の冥王星やぎ座入り以降、2009年11月の土星てんびん座入りで厳しい風当たりを感じ、2011年3月13日の天王星おひつじ座入りで、嵐の真っ只中にいるような経験をされている方、多いのではないでしょうか。
土星と冥王星と天王星などの地球から見て動きの遅い天体が、「Tスクエア」と呼ばれるT字型のハード・アスペクトを形成しているため、長期に渡って星の不協和音を感受しやすい状態が続いているのです。
アメリカのファイナシャル・アストロロジストのレイモンド・メリマン氏は、これを「カーディナル(活動宮;おひつじ、かに、てんびん、やぎのグループのこと)クライマックス」と名付けました。
アメリカを大不況が襲った1931年も、土星と冥王星と天王星の組み合わせの「カーディナルクライマックス」が形成されたので、メリマン氏は2008年~2015年まで世界的大不況が来ると予想し、リーマンショック(2008年)を的中させてしまいました。
わたしを臨床検査技師として、内視鏡技師としても育ててくれた病院も、2008年9月に地元の人々に惜しまれながら倒産して病棟を閉じてしまいました。
前置きが長くなってしまいましたが、イチローさんの星を読んでみましょう。
まず、目に止まるのがてんびん座の太陽と重なる方向に天王星が位置し、その真反対のおひつじ座にキローンがあることです。
変化やブレイクスルーを象徴する天王星と本人を象徴する太陽が重なっているということは、変化や新しい方向性によって一番活性化する人なのですが、キローンが反発する位置にあるので、変化を選択するときは「怖れ」のエネルギーも伴います。今回の移籍も慎重に考えた上での決断だったと思います。
現在てんびん座を運行中の土星がさそり座入りする10月7日以降は、この決断がさらなる飛躍の突破口だったと感じられることでしょう。
また、イチローさんは特別な分野で天才性を表すアスペクト(60度と150度の組み合わせの二等辺3角形を描く)のヨッド(神の指)があるのが特徴的です。
てんびん座の冥王星(潜在的能力)といて座の海王星(直感)のエネルギーが60度の協調アスペクトで連動し、150度の位置にあるおうし座の火星(行動力)に降下させ、結果を形にする。この3点のエネルギーが上手く働いたとき、イチローさんは大きく記録を塗り替え、自身を超えていくのでしょう。
かに座の土星は古巣マリナーズのチームワークを懐かしがり、それと90度のハードアスペクトのてんびん座冥王星はまだ埋もれたままの能力を開花させたいと、天王星おひつじ座入りした昨年3月から移籍を決意する間は葛藤されていた思います。
数秘を見るとイチローさんのライフパスナンバーは、「43」からなる「7」です。
「7」はストイックに自己探求を続けることに喜びを見出す数字で、外よりも内側の豊かさを探っていく禅の世界をイメージさせます。
おもしろいのは奥様の弓子さんのライフパスナンバーも「7」なので、同じ価値観を持った同志のような絆がお二人にはあるのでしょうね。
イチローさんが39歳になる今年の10月22日から9年間は、「11」という数字が絶頂期を迎えるためのテーマとなります。
1~9までしかない数秘の数を最初に超える(既存の枠を超える)、マスターナンバー「11」。
ダブルの「1」で強い自主独立性と創造性を表す「11」。
「1」が2つ並ぶ関係から、対等で理想的なパートナーシップ。
これらが「11」のテーマです。
背番号「51」→6(タロットのⅥは「恋人たち」・・・人間の絆、チームワークの数字)を卒業して、今度は背番号「31」→4(タロットのⅣは「皇帝」・・・ゆるぎない高みの安定、リーダーシップ)を背負うイチローさんはどんな活躍を見せてくれるのでしょう。10月からの9年間の活躍が楽しみです。
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