こんにちは、リブラです。


映画「ザ・シークレット」の冒頭で、絶望の淵にいたロンダ・バーンが出会った100年前に書かれた1冊の本。

それがこの「富を引き寄せる科学的法則」です。

富を「引き寄せる」科学的法則 (角川文庫 ワ 5-1)/ウォレス・ワトルズ
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著者のウォレス・ワトルズはアメリカの南北戦争の直前に生まれました。貧しさから解放されるための方法を宗教や哲学に求め、独自の成功哲学を見出し実行し、効果があると感じたのでこの本を1910年に書いたそうです。


著者はこの本を「お金持ちになるための科学的手引き書」と言っているのですが、宗教や哲学をベースにした本なので「豊かさを引き寄せるための心の在り方」の解説本という感じです。


この本にくり返し登場する「法則」とは、


1.この世に存在するすべてを作る「思考する物質」というものがあり、それは宇宙の隅々にまで広がり、充満している。


2.この「思考する物質」は思い描かれたものを作る性質がある。


3.人が考え発信したさまざまな思いが、「思考する物質」に形を与え現実化させる。


4.「思考する物質」を現実化させる早道は、競争せず、創造的思考を用いることである。(競争は「思考する物質」と相性が悪いようです。)


5.感謝は人と「思考する物質」の心を1つにさせる。


6.受け取りたいこと(もの)のイメージを明確にする。


7.願ったものが、やって来つつあるという思いで現実化を待つ。


8.「やって来そう」な気配を感じたら、自分のものとして受け取りに行く(行動をとる)。


ウォレス・ワトルズは「宇宙1元論」(宇宙に存在する物質はただ1つのものであり、それがこの物質界において多くのものに姿を与えている)というヒンズーの教えを、この本のベースにしていると言っています。


無限に広がる宇宙空間全部が、わたしたちの夢の物質化のためのエネルギーで満ちあふれていると思うと、確かに豊かな気分になります。


100年前でも現代でも通用する、豊かになるための「エッセンス」がこの小さな文庫本に詰まっています。


「お金」に対するネガティブな観念をはぎ取ることに、とくに効果的な本です。(100年前のアメリカはではキリスト教的「清貧」の観念が、豊かさへの大きな障害になっていたようです。)



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