久しぶりの投稿です
今日は「運」についてお話しましょう
人間には「運のある人」と「運のない人」の違いがあるのではなく「運を上手くつかめる人」と「運を上手くつかめない人」との違いがあるのです。
実は運は誰の下にも平等に巡ってきます。
そして、運を上手くつかむにはコツがあるのです。
そのコツを知って、運をつかみましょう
運のつかみ方は三段階あります。
第一段階目は「運をひらく」ことです。
先ず、自分自身をよく知ること。
そして自分が持っている「運の芽」を確認して、ひたすらその芽をひらいていくことです。
しかし、誰でもが自分の望む運を持って生まれてくるわけではありません。
そういう時は第二段階目に移ります。
それは元々持っていない運を自分の努力でつくることです。
目指した目標への運が欲しい時は、自分で「運をつくる」のです。
そして、最後の第三段階目は、よい運を持っている人やモノ、場所から「運をもらう」ことです。
運の芽がない、さりとて運をつかむための習慣づくりもできない・・・という人もいるでしょう。
しかし、決して人生を諦めてはいけません。
運を持っている人やモノ、場所からでもいい運をもらうことができるのです。
どの方法で運をつかむのかは、あなた次第ですが、いずれにせよすべてに共通していることは「ただ黙っているだけでは運はつかめない」ということです。
「運をひらく」
最初は第一段階目、運をひらいた人の話です。
ミスタージャイアンツ、ミスタープロ野球と呼ばれ、日本国民に愛され続ける長嶋茂雄巨人軍終身監督はまさに持って生まれた運をひらいた人です。
長嶋茂雄さんといえば「長嶋伝説」といわれるように、数々の名言やエピソードを作り出した天然の愛されキャラです。
正直言って、野球以外のことはあまり興味がなく、ちょっと浮世離れした部分もあったようですが、野球に関しては天才的な才能を発揮した人です。
ある時、記者から「どうしたらそんなにヒットが打てるのか?」という質問に、長嶋さんは「ボールが来たから打っただけ」と答えたそうです。また、松井秀喜選手と長嶋さんとは強い絆で結ばれた師弟関係でした。
松井選手が現役引退会見で「一番心に残る思い出は?」と聞かれて「長嶋監督との素振り」と答え、長嶋さんとのエピソードを語っています。
メジャーリーグにいった松井選手がスランプに陥った時、彼は師匠である長嶋さんに国際電話をして、電話越しに素振りをしたそうです。長嶋さんは松井選手の素振りの風を切るシュッという音を聴いて、彼の状態を確認し、アドバイスを送っていた」と驚きをもって伝えています。
また、長嶋さんが現役時代のある年のシーズンのことです。
長嶋さんは、ベンチのサインにいっさい気づきませんでした。
当時の監督だった川上監督がいくら注意をしても「いやぁ、気づきませんでした」と、のらりくらり。
そんなことがずっと続いたので、さすがにコーチが業を煮やして「なぁミスター、ベンチのサインくらいは見てもらわんと困るなぁ」と、釘をさしました。
すると長嶋さんは、コーチの目をみて真顔でこう言ったそうです。
「僕は、巨人軍の4番打者だよ。サインなんて、“打て”以外に、あるわけないじゃない」
そして、背番号3を背負い、颯爽とバッターボックスへと入って行ったそうです。
要するに、巨人軍の4番である以上、打つのが仕事であり、サインは必要ないというわけです。
これこそが天才バッター長嶋!
持って生まれた類まれなる野球センスは誰もが持っているわけではありません。
長嶋さんは、自分の置かれた場所、自分の持って生まれた運というものを知り、素直にそれに応じて生きていくことが、最善の結果をもたらすことなのだと知っていた人なのです。
さて、皆さまにはどんな「運の芽」がありますか?
自分がどのような星の下に生まれ、どのような才能、資質を持って生まれたか・・・
自分の才能とは何か?を知ることが運をつかむ第一段階です。
今一度、自分を見つめなおしてみましょう
次回は、「運をつくる」お話です。
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