kawanobu日記/韓国哨戒艦、北朝鮮軍の魚雷で沈没、国際調査団が報告書:「天安」、金ジョンウン、金正日 画像1

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 韓国軍哨戒艦「天安」(1220トン)の沈没事件で、国際軍民合同調査団(韓国軍のほか、アメリカ、イギリス、オーストラリア、スウェーデンも参加)は20日午前10時、最終報告書を発表し、「北朝鮮製の魚雷による水中爆発」によるものと断定した(写真上=引き揚げられ韓国の港に運ばれた「天安」)。

現場海底土中から魚雷のスクリューなど回収に成功
 国内ばかりでなく世界中のメディアを集めての発表で、同調査団は「北朝鮮の小型潜水艦・艇による魚雷の発射以外に説明がつかない」と指摘した。
 報告によると、「天安」の切断面や目撃証言、当時観測された地震波や空中音波などを基にシミュレーションを実施して、「天安」のタービン室中央から左舷側3メートル、水深6~9メートルで、高性能火薬200~300キロ相当の水中爆発があり、その際に生じた強力な水流「バブルジェット」で船体が切断され、沈没したとみられるという。まさに命中しなくても敵艦を撃沈できる魚雷、それも北朝鮮の魚雷に違いないのである。
 シミュレーションによる状況証拠以外に、同調査団はいくつかの決定的物証を公開した。それは、まぎれもない魚雷の残骸である。
 調査団は魚雷の後部にある推進装置は魚雷が爆発しても完全に破壊されないという点に着眼し、底引き網漁船を動員して現場海域での回収作業に注力、その結果、今月15日、事件海域の海底の砂中に埋まっていた魚雷のスクリューや推進モーター、操縦装置の一部の回収についに成功した。そして、これが決め手になった。

北朝鮮製の魚雷であることを確認
 これらの部品は、07年に北朝鮮が海外輸出用に作り、南米の国に配布されたカタログに掲載されている感応型の「CHT―02D」重魚雷(重量1.7トン、弾頭火薬250キロ)の設計図面と合致した。
 また部品にはハングルで「1番」と記されており、韓国が03年に回収した北朝鮮軍の魚雷の表記方法とも一致した(写真下)。ちなみに「1番」と書かれているのは、北朝鮮が独自に開発した魚雷という意味だとされる。
 こうした事実から、調査団は「北朝鮮で製造された魚雷と確認された」と断定した
 さらに調査団は、北朝鮮の軍による攻撃だったかについても検討。現場海域の水深などから小型潜水艦・艇による攻撃と判断すると同時に、黄海にある北朝鮮海軍基地から事件のあった3月26日晩の2~3日前に一部の小型潜水艦・艇と支援母船が出港し、事件2~3日後に基地に帰投した事実を確認した。
 こうしたことから報告書は「魚雷は、北朝鮮の小型潜水艦・艇から発射されたとする以外、説明がつかない」と結論づけたわけである。

火薬の化学成分も北朝鮮の魚雷の火薬と一致
 戦時でもない時に、他国領海内に忍び込み海底から不意打ちをくらわせ、韓国軍乗員に46人もの死者・行方不明者を出させたことは、金正日の直接の指令によるものか、後継に決まったと見られる3男金ジョンウンに忠誠を誓おうとする北朝鮮軍の一部跳ねっ返り分子の妄動によるものか判然としないが、いずれにしろ金正日は結果責任を負わねばならないのは明白だ。
 ちなみに犠牲者46人は、1953年の朝鮮戦争休戦後、87年の北朝鮮工作員による大韓航空機爆破事件で115人の死者が出たのに次ぐ惨事である。
 なおこの日の発表に先立つ4月25日、韓国政府が外部爆発が沈没原因との見解を発表した際、金泰栄・韓国国防相は大型魚雷による攻撃の可能性にすでに言及していたが、その後、船体切断部から魚雷の弾頭に使用される高性能爆薬RDX(ヘキソーゲン)を検出し、魚雷の一部とみられるアルミニウム片も見つけていた。なおこの火薬の化学成分も、03年に韓国が回収した北朝鮮の魚雷のものと一致した。
 そして今回の決定的物証で、北朝鮮の犯行が明確になったことにより、韓国は攻撃事件を国連安保理に持ち込むことになる。

テロ支援国・中国の動向に注目
 手回しよく韓国外交通商省は18日、6カ国協議に参加する日本、中国、ロシアの駐韓大使館に調査結果を説明し、さらに19日にもヨーロッパ諸国など約30カ国の大使にも説明し、また20日には、李明博大統領が、ラッド・オーストラリア首相との電話会談で「北の軍事挑発であることが明確になった。断固たる対応措置を取る」と語り、国際的な協力を要請し、北朝鮮包囲網の形成に力を入れている。
 これに対し、北朝鮮は韓国によるでっち上げという声明を出したが、動揺は隠しようもない。ラングーン事件でも大韓機爆破事件でも、北朝鮮は犯行を認めておらず、韓国の自作自演という稚拙なデマを流している。北朝鮮の唯一の庇護者の中国も、調査団の示した物証を前にすれば、国連安保理で擁護し切れまい。
 アメリカの国務省内には、北朝鮮を再びテロ支援国家に指定する機運が起こっている。もっとも今回の蛮行(愚行)で、北朝鮮はテロ支援国ではなく、テロ国家そのものであることがまたしても満天のもとに明白化されたわけで、北朝鮮庇護国である中国こそさしずめテロ支援国と呼ぶのにふさわしいに違いない。

日本も制裁のいっそうの強化を
 日本でも拉致被害者家族会から、新たな制裁強化を求める声が上がっている。loopyクロ鳩には期待できないが、中井洽拉致問題担当相には議員会館に水商売女性を引っ張り込んだ脇の甘さを挽回する意味でも制裁強化に内閣のねじを巻いて欲しい。
 それにしても、今さらながら情報閉鎖の独裁国の恐ろしさを実感する。
 他国艦船に魚雷攻撃を加えたら大きな惨事となり、それがどのような結果を招くかは、子どもでも考えれば分かることだ。それを考えられほど国際情勢の認識能力を失った白稚的金正日政権。自ら孤立化への道をまっしぐらに突き進む野蛮な馬賊集団は、またしても自滅への道を1歩進んだと言えよう。

昨年の今日の日記:「漢字能力検定協会を私物化した大久保父子の摘発、発端はクリーンだったか:漢検、公益法人」

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 ちなみにLibpubiliとは、フランス語の「自由」を意味するlibreと、英語の出版を意味するpublishingの語頭を組み合わせた造語。

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