ちょっと思い出したことがあったのでメモします。
(前に同じことを書いたかもしれません)
地方によって言い方がちがうんですが、こどもの遊びの中で、ジャンケンのグーとパーだけを使い、「少ないほうが負け」となるゲームがあります。
「おおいもんがち パー(グー)」 って呼んでいました。
で、私が自分と住んでる場所とは違う地方で、そういう遊びをした時のこと。
自分以外の全員が、パーかグーか、同じものを出したんですね。
結果、私1人だけが「負け」に決定。
罰ゲームとして、片付けだか掃除だか荷物持ちだか、損な役回りになりました。
で、このゲームなんですが、地方によって、「最初はグー(かパー)を出そう」という暗黙のルールがあるんですよ。
だから、それを知らないヨソモノは、うっかり逆の手を出してしまい、負けてしまうパターンがあり得るわけです。
この暗黙のルール、よくできてるんですよ。
「仲間」にとって、「ヨソモノ」1人が逆の手を出せば、それでゲームは終了。仲間は誰も損しない。
逆に、ヨソモノが自分たちと同じ手を出して、「あいこ」になったら、そこで初めて平等に、仕切り直し、となるわけです。
つまり、「仲間」でいるかぎり、ノーリスクなんですね。
これは応用もできます。
例えば、グー、グー、パー、グー、パー・・・・ と、10パターンも20パターンも「仲間」で出す順番を決めていれば、絶対に負けないんですね。
「少数決」のゲームでは、1人が全員に勝つ、という結果が無いですから。
前置きが長かったですが、ふと思い出したのは、これって学校で「イジメ」の発生するメカニズムと似ているのかな?、と思ったから。
多数派にいるかぎり、自分がいじめられる側には回らないんですね。
これだけはっきり「自分がいじめられないための戦略」が示されていれば、個々のこどもが利己的に判断することで、自然発生的にいじめは起こると思っていいのではないでしょうか。
という、フに落ちた瞬間でした。