木材建材の商品開発に関して | koike satoru のブログ

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戦略整理・解説

建材の商品開発に関して考える。

毎年の様に新しい建材が生まれ、消えていく。

建材の商品開発におてい、付加価値として以下の2つに大分されると考えられる。

1.機能に新規性があり、現状の商材よりより良いモノである。

2.デザインとして新規性がある。
  消費者の嗜好性に訴える。


さて、一般的に上記開発期間や開発コストが高いのはどちらであろうか。

当然 1. の機能性の新規開発である。

1. でヒットすれば、他社に模倣されない限り強い商材としてあり続けらえる。

木材の内装材や構造材においても同様の事は言える。

代表的には

腐りにくい防腐を施した木材の開発。
燃えにく不燃処理を施した商材。

不燃



上記のビジネスのモデルとしては、防腐塗装用の設備を投資して生産を整備。
市場に大量に流していく。

メリットは、
1)新規に入る場合、他社の代替としての市場をターゲットとするため、需要が読みやすい。
  投資額とリターンが計算しやすい。
2)生産効率を高め、販売が進めば、莫大な利益を得る事ができる。

では、リスクは何か?
1)投資コストが高い。
2)商品の機能性が数値で出てくるため、機能性で勝る商材が代替で出てくると、
  価格で対抗するか、完全に敗退するしかなくなる。



では、資本が微弱な企業はどうすればよいか。。。
王道においては、上記方法では進むことは残念ながら出来ない。
ニッチな分野への進出なら可能性はある。


では、
2.デザインとして新規性がある。

に関して考えて見よう。

このモデルの場合重要な事は、

1)人を引き付けるデザインの質が高い。

2)新規のデザインを産み続けるシステムがある。

前提として上記が無い限り、継続的に産業を興す事はできない。

木材の内装材において、上記はどの様にやられてきたであろうか。

デザイン

デザイン

上記の様なデザインが一般的ではないだろうか。

「木肌」「木の色」を活かす

現状まで上記が大前提であった。

上記でないと「木」を使う意味がないからである。
「壁紙でいいじゃないか」 となる。

一般的に考えれば至極当然である。

ただ、ここでもう一度 「木とは何か」を再定義する必要があると考える。

1)自然素材である。(健康によい)

2)全てが違う模様となる。(一つをして同じ模様がない。)

3)調湿性などの2次的なメリットがある。

4)木種により違い(ヒノキ、ウォールナット、ナラ、。。。等)

上記は常に言われ続けてきたことで、デザインを主体とする木製商材の商品開発としては、
上記いずれかをうたってきている。

では、再度問う。

「2)新規のデザインを産み続けるシステムがある。」

のか。

現状、上記から継続的に新商品を生み出すシステムを構築できている企業はない。

木種による商品の展開は考えられるが。。

UROCOは、何故25色あるのか。

その理由が上記にある。

また、後日この辺の解説をしたい。