寝る前の瞑想でふと頭をよぎった。


ふたりの人物。


もう、会わないだろうふたり。


彼女達の幸せを祈ろうと思う。




ひとりは親友の「WACHA」。



WACHAは気になる人の過去の姿がみえたりする感覚の鋭い子だった。

仕事の入社研修で出会った。WACHAは前日に222という数字を何度も目にしたそうで、私の誕生日を知って「ああ、そういうことだったのか」と納得したそうだ。(私の誕生日は2月22日)

その会社は研修の段階で「合わない」と思い、ふたりで辞めました。その後、面接を受けに行った会社がWACHAの住んでいる街の近くだったので連絡して再会。
ふたりでいろいろな話をした。


WACHAは自分の本当の気持ちを話したことがなかったそうで、話せた自分に驚いたそうだ。


私達は頻繁に会うようになった。他人には言えないような悩みや秘密もお互い話した。誕生日も1日違いで双子のように接していた。

親しくなるとWACHAは繊細で感受性が強く、時おり家族や職場の人のことで癇癪を起こし泣きじゃくったりしていた。かと思えばとてもするどく人を見ていて驚くほど冷静だったりもする。


WACHAには好きでたまらない人がいた。Kというステージのある店で歌を歌っている人だった。
私もお供して何度も店に通った。
でも、彼には奥さんと子供がいた。(子供は奥さんの連れ子でしたが。)
彼自身からも「俺なんかやめなよ。」と言われたりしていましたが、なかなか気持ちを変えられなかった。私は話を聞いたり一緒にいることしかできなかった。

彼女のことが好きだという年下の彼ができても気持ちは埋められず、うまくいかなかった。



「寂しい」とよく言っていた。


どんなに一緒にいても「寂しい」と言う。私ではWACHAの「寂しい」をどうにもできなかった。
WACHAは私には大切な親友で私は寂しいと感じたことはなかったので、WACHAの「寂しい」を聞く度に「なんだよ~!」と怒った。


癇癪は私自身に向けられることもあって、困ってしまうこともあった。


でも、WACHAほど私のことをわかった人もいない。誕生日プレゼントもパーフェクトに私の好みのものをくれた。


ある時、WACHAは「やりたかったけど出来なかったこと」をやることにし、バンドのサックスを始めた。LIVEには来てね!と頑張っていたので応援していた。
そしてふいに「ミサちゃんはうちのギターの子、好きだと思うよ。」と言った。私は「会ってもいないのにそんなこと言われても知らないよ。」と言い、全く気にしていなかった。


ちょっと慣れてから…と言われ、WACHAにとって2度目か3度目のLIVEを見に行った。
少し遅い時間のLIVEだった。LIVE中はWACHAや事前に紹介してもらっていたヴォーカルの女の子を見ていた。自分がLIVE HOUSEに出ていたころを懐かしんでもいた。


演奏が終わってWACHAがやってきたので話したり飲んだりしながら他のバンドを見ていた。



Angieがやって来たのはそんな時。AngieはWACHAのバンドのギタリストだった。演奏中は髪であまり顔も見えておらず、気にしていなかった。WACHAの言う通り、Angieは私の興味を引く人だった。





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