昇天 | LiBLAZE

昇天

皆々様
秀坊でございます

この度は
生まれて初めての
主演ミュージカル
生まれて初めての
座長という体験

この『タップジゴロ』に
御来場頂きまして
誠に有難うございました
m(__)m


お蔭様で無事大盛況のうちに、千秋楽を迎える事が出来まして
本当に皆々様の御陰でございます
有難うございました
m(__)m

まずは、本当に今回自分を大抜擢して頂き、ただ信じる想いだけで今回の公演を実現させて下さいました
銀座博品館劇場
伊藤義文社長


自分にとって代表作とも言いたい程の素敵な脚本を書いて下さいました
広井王子さん


タップを使っての難しいカテゴリー中で、演出をして下さいました

三ツ矢雄二さん

個人的にも沢山助けて
頂きました
八木橋修さん

そして
本当にあたたかく
見守って頂きながら支えて下さったスタッフの皆さん

稽古場からプライベートから、明るく接して頂き
いつも自分の不安をなくしてくれたキャストの皆さん

我がグループのメンバーも本当によく気づかってくれたんですよ
嬉しかったな

とにかくみんな良い人ばかりで、自分にとって最高に恵まれたカンパニーだったんです

仲間にすくわれて
改めて、人とのつながり
人って良いなぁと心から
感じました
大きな大きな
財産になりました

一人では何にも何にも
出来なかったですね

みんなで成功を勝ち取ったそんな想いで一杯です

本当に皆々さん
有難うございました
\^o^/
$LiBLAZE-jigolo

このタップジゴロの主人公[ジョニー佐々木]

実は自分の中でのモデルが親父だったんです

僕の親父は約七年前に他界したんですが、このミュージカルの当時、まさに進駐軍のキャンプでタップのステージをふんでいた男でした

ジョニーと全く同じという訳でもありませんが、
まぁ、遠からずであった事は確かだと思います

僕にとって親父は
タップの師匠であり、
永遠に越す事の出来ない
憧れのタップタンサー
なんです

タップの音色が綺麗で
気持ち良い、心地良い
リズムで、小さい頃
あんな音が出ないもんかななんて、よく思ってたのを覚えてます


死ぬまでには少しは近づけたら良いなぁって、

ずっと追い掛けなきゃならないと思いますけどね

その親父と唯一凄く仲が
良かったクマちゃんて猫がうちにいましてね、

人見知りで僕も含めて
なかなか他の人には
なれない猫で

ただ親父が寝たきりの時もいつもそばに居て
親父とは交信してました

そのクマちゃん
親父が死ぬ前の晩も僕の夢に出てきて、

その夢
僕の目に、大きな蛙の
後ろ姿だけが見えていて
その大きな蛙、
遠くに向こうの方にとんでいってしまうんです。
自分は動けずそれを
見ているだけで、

その時、僕がクマちゃんを抱っこしていて、
クマちゃんが僕に言うんです、

『もうパパは僕と寝てくれないんだ』って

その翌日、親父は亡くなりました

そして、約16年かな
長生きしたクマちゃん
ジゴロの初日ぐらいから
急にご飯が食べられなくなり、体調を崩しました

毎日点滴をうちに病院へ行って、
実は老衰もあって肝臓が
悪かった事がわかりました

本番中に少しだけ嫌な
予感はしていたんですが、

まさかとは思っていましたが、ジゴロの千秋楽が終わり、僕が帰ってきて
ちょこんとトイレのマットに座っていましてね

『うまくいったよ
有難うね、って』

しっかり目を見ていました
でも、これが最期で、


僕が起きた時にはもうだめでした


きっと、ジゴロが上手くいくのを しっかり見届けてくれて、ジョニーの昇天と共に親父のとこに
逝ったんだと思います


クマちゃんも
しっかりジゴロの成功を守っててくれたんですね

感謝感謝です

忘れちゃいけない事をしっかり胸に抱きしめて
踊り続けられる限り
踊らなくちゃいけないなと思いました

晩年はお袋だけが頼りの
クマちゃんで、僕とは一緒に寝たりしてくれなかったけど、今日は最初で最期ですが、クマちゃんと一緒に寝ようと思います
$LiBLAZE-kuma

本当にクマちゃん
今まで有難う

そして、皆さん
有難う
(^-^)