今日はつちのこ的リトルビッグプラネットのステージ作りについてです。
リビッツ村

長編ステージの作り方は人によってまちまちだと思います。
僕はかの鳥山明大先生が考案した「行き当たりばったり方式」で作成しています。
先日作った「夜遊びしよう ~Tokyo Night Map~」を元に解説してみましょう。
リビッツ村



1:まず大まかなテーマ、イメージ、ゲームの方向性などを考えます

  今回だと「ビジュアル重視、恋人同士でわいわい楽しめるもの、ゲーム的マップではなくリアルに近い東京の町並み」です。
  作り出す直後までは夜のステージを作ろうとさえ思っていませんでした。


2:エリアごとにアイデアを出してスタートから順番に作っていく

  まずスタート位置は代官山のようなおしゃれな感じにしたかった。
  で、次に銀座の百貨店のようなものを出したくて(ここがステージのアイデアの出発点)、その間をどうしよう?
  車を置いて上らせたら楽しいだろうか?そんな感じでどんどんアイデアをつなげていきます。


3:1つのアイデアが終わる頃には既に次のアイデアが出ている

  このまま平坦な町並みでもつまらない。じゃあ、大きな橋を造ろう。だったらフェリーも作りたいな、大きな看板も作ろう・・・
  ノッて来るとアイデアが次から次へと出てきます。
  それを自分の感覚を信じて構成し、アイデアを形にしていきます。
  ここで大事なのが「捨てる心」です。
  より良いアイデアが浮かんだらフットワークを軽く乗り換える。いらないところは削除する。
  この思い切りがけっこう重要だと思います。


4:ステージが完成したら自分で何度もプレーして、気になる部分の修正作業に入る

  ここには時間をかけるべきでしょう。
  今回だと百貨店のところなど分かりにくいマップの仕掛けなども修正しました。
  あとはアクションでストレスがたまるところなどは排除、変更していきました。


なお、ステージの長さは自分でやっていて、「これ以上続くとだるくなるな」という感覚を目安にアバウトに決めています。
このへんのアバウトさによる柔軟性が行き当たりばったり方式なのです!



最後にもう一度言いますが、「行き当たりばったり方式は」世界的な漫画家である鳥山明大先生が行っている作業方法なのです(名前も先生談)。
決していいかげんなのではありませんw
最初から細かく全て決めてしまうと自分も楽しめないし、飛び抜けたアイデアが出にくい事もあります。
鳥山先生の漫画の面白さや、人並みはずれたアイデアをみれば効果のほどは一目瞭然でしょう。

ちなみにつちのこのステージの評価は・・・

面白いかどうかはあなたしだい

です!