私は未熟な人間で
自分に呆れることもしばしば,,,
そんな時
思い出す人がいる
・
街でバイトしていた頃
皆忙しそうな日々の中
あるお客様と出会った
その人は
お客さんがいない時を見計らって
やって来られて
何も言わず
百円玉1枚と小銭を差し出して
キャラメルを指さして
受け取った
それだけで
会話もなかった
目立たぬように
周りに気を配り
自ら
そっとひっそりと
それが身についた様子だった
私が
「ありがとうございましす」と
誰にでもする笑顔で言ったら
ニコッと笑って
ゆっくりとした歩みで
ポケットに
キャラメルを入れながら
街の中に溶け込んで行かれた
その時
「尊さ」を感じた
2〜3度しか
いらっしゃらなかったけれど
今も忘れられない
あのキャラメル食べたかったのかなあ?
ひょっとしたら
人恋しさだったのかも,,,
そんなことを思ってしまう笑顔だった