話は高校生の頃の私にもどると

高校生の時の私は
バイト先の彼氏のお兄さんを好きになり
彼氏に内緒で隠れて会うようになっていった

車の助手席に乗り
サングラスをかけて運転しているその横顔を見ながら、いつものコースを走り、お決まりの場所で車を停めてとろけるようなキスをする。

制服姿にロングの髪を巻いて
真面目な女子高生の振りをしている私が
彼氏のお兄さんと会うときは
うっすらと口紅をつけて、少々背伸びをした格好だった。、

彼のカーステレオから流れてくる曲は
浜田省吾。、

本命の彼氏とは
違う感情をいだくようになり
半ばどうでもよいとも思えてきた。

しかし、3人でバイトをすることもあり
複雑な気持ちも正直あったが
小悪魔的な
意地悪な顔ものぞかせた私は、
そんな関係を少し面白くさえ感じていた

『男って面白い』ってね。


そんな三角関係は
すぐにピリオドを打ち、彼氏とも別れることになった。

この時期から
刺激的な大人な恋に憧れた私は、
新たな扉の前に立っていた。