中小企業融資を主目的とする日本振興銀行が破綻した。木村剛氏が業務拡大を急いだためといわれている。しかし、小泉改革により経済拡大が進んでいる時期では、チャンスを逃さないために拡大路線をとるのが当然の状況だったろう。しかし実際は、小泉内閣退陣後、安倍内閣から抵抗勢力が盛り返し小泉改革が骨抜きにされ、最後に郵政民営化反対の麻生内閣誕生で自民党政権が終わった。そのため経済が縮小していった。日本振興銀行はその中で業績を悪化させていった。
日銀の量的緩和終了、ゼロ金利政策の終了によって、円キャリートレードの逆回しが起こり、サブプライム問題、リーマンショックが発生した。世界経済が急速に悪化したのだ。世界各国は金融緩和政策を取り、各国の通貨は供給が増えた。
菅直人総理は鳩山内閣時代、国家戦略室長として何もせず、財務大臣時代には再デフレ宣言をするも何もせず、円の供給量を増やさなかった。そのため、デフレ、円高を招き、最も弱い中小企業に打撃を与えている。中小企業の業績が悪化は、日本振興銀行で不良債権化を招き、日本振興銀行の破綻を招いた。
中小企業支援といえば、未来かたる氏(http://www.irnet.co.jp/
)が我が世の春と舞い上がっていた時期にかたる銘柄として推奨していた中にベンチャーリンク(C&IHD)があった。未来かたる氏によると一押しの銘柄であったはずだが、株価は50分の1ぐらいまで下がり、ほぼ債務超過に陥っている状況だ。
日本振興銀行の破綻は、政治の無策のために中小企業が非常に傷ついていることの裏返しだ。