個人投資家の多くは、より多くの、上質の株式情報を得ようとネット上を探し回っているのではないだろうか。しかし、それらの情報にすがり、信じきってしまうと、思わぬ損害を被ることがある。ネット上にあるものは、「そういう考えもあるのか」と云う程度に扱っておく方が無難だ。


 以下に、ネット上にある有名どころの株式評論家のホームページと私の感想を記す。



北浜流一郎 株リッチ放送局
http://kabu-rich.com/
 典型的な上昇トレンドフォローア 上がっている銘柄を推奨する。日本株は20年近く下がり続けているため、上昇トレンドの期間が短く、推奨したときにはすでに天井となっていることがほとんどだ。そのため、曲がり屋として認知されることが多い。


未来かたる IRNET
http://www.irnet.co.jp/
 いかなるときも、超強気。どんな状況でも強気で株価が何倍にもなるかも知れないと夢を見ている。夢を見て新興株を推奨するが、ほとんどの銘柄で倒産寸前の株価に落ち込む。
 小泉、竹中改革で急騰した株価に乗り一億円を稼いだことから、自分を天才だと思ったのだろうか、「株は2007年まで下がりません」と銘打った本を出版する。実際は2007年まで下がり続け、その後、サブプライム問題で急落した。この本で推奨された銘柄(かたる銘柄と銘打っている)の株価の下落率は、日本の他の株式と比較してダントツだ。
 現在は、あまりに外れるので株の推奨はせず、政治への批判をしているだけのようだ。


山本清治 クラブ9
http://www.kyas.com/club9/
 非常に少数の材料のある銘柄に固執している。マクロ経済や、会社の財政をあまり考慮せず、できるだけ対象銘柄に都合の良いように解釈する。


宮田直彦 三菱UFJ証券
http://www.sc.mufg.jp/inv_info/ii_report/mt_report/index.html
 テクニカルアナリスト。テクニカルでは、私感を入れないことが大切だが、稀に、これは「だましだと思われる」と私感を入れてだましではなかったこともある。



藤戸則弘 三菱UFJ証券
http://www.sc.mufg.jp/inv_info/ii_report/fj_report/index.html
 信望者が多いらしいが、完全に信じきってしまうのは危険


武者 陵司 武者リサーチ
http://www.musha.co.jp/
 小泉内閣が誕生後、株価が下がった。ほとんど底値の時に、日経平均は5000円まで下がると発言したとたんに急上昇し、株価が上がった時に日経平均は20000円まで行くと発言すると下がり始めた。その結果、世間では曲がり屋なのでは無いかと思われている。