本日、内閣府よりGDPの第一次速報が発表された。図は2005年から2009年までの実質GDPと名目GDPのグラフである。大恐慌が始まってから、大きく下がっているのがわかる。
しかし、問題はそこだけでない。実質GDPが名目GDPより常に高い。これが非常に大きな問題だ。極端な例で、りんご農家だけで成り立つGDPを考えてみよう。
図は、昨年100円のりんごを2個生産していた農家が、今年、りんごが暴落して40円になったが生産数は3個へと増えたことを表している。
この場合、生産物2個から3個へと1.5倍に増えたので実質GDPは50%上昇となる。
一方、昨年は200円分の生産高から今年は120円分の生産高になった。名目GDPは40%減となる。
実質GDPは製品、名目GDPは金額で見るのだ。生産者にとってはどれで見たほうが実態にあっているか。名目GDPでしょう。
そして名目GDPと実質GDPの差がGDPデフレータと呼ばれ、名目GDPの方が小さいときデフレ状態。日本は菅大臣がデフレ宣言をする前からデフレが続いていたのだ。
去年の名目GDPはー6%減。 麻生内閣の危機感0で経済が落ち込み、やっと出た経済対策は鳩山内閣の仕分けで凍結されたりと日本経済は踏んだり蹴ったりの状況にある。

