日本の物価が下がり続けている。中でも第三のビールの価格競争は報道も手伝って、目立っている。デフレスパイラルに陥って、日本経済だけが回復不能な状態に陥る可能性がある。デフレと言うのは、物の価値に対して通貨の価値が上がり続けることを意味する。消費者は、今日より明日、明日よりあさって、価格が下がるのが分かっているので、買い控えが起きる。その結果、企業の収益は悪化する。デフレを解消するためには、通貨を市場に流し込んで、通貨の価値を下げる必要がある。だが日本はうまく行っていない。原因は


1 経済対策予算の大きな部分が省庁の基金に入れられたままになって、市場に出ない。

2 日本の金利が元々低く、下げしろが無かったため、金利の調整による通貨供給に限界があった。

3 経済対策が小さく、インフレ懸念がない日本の円を買い、他国通貨を売るため、円の価値があがる。

4 円高により、輸入製品の値段が下がり物価が下がる。


 経済対策が不十分であるためデフレに陥るのだ。他国はインフレになり、日本はデフレになる。他国の景気回復を日本の不況が支える格好だ。


 中国、ロシアは外貨準備としてのドルを売って、IMF債を買っている。アメリカ国債を買ってくれる国は日本だけになっているのだ。アメリカは日本に国債を売りつけ、得たドルで経済対策をおこなう。それでドルは下落する。当然のことながら、アメリカ国債も円に対して下落し、日本は大損をする。民主党はアメリカ国債を買わないと言っていたが、日本を守ってくれているアメリカにしたがわざるを得ないだろう。

 とにかく、今のままでは日本だけが経済良くならない。一番手っ取り早い対策は、消費税を0にして、所得税、法人税減税。財源は市場から資金を集める国債ではなく政府発行紙幣にすることだ。デフレを防ぎインフレを起こせる。