時事通信によると、北朝鮮の青年将校が日本に対し、日本憎しの感情を抱いているようだ。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009061800379


 全体主義国家では、全体に対する侮辱や不利益は自分の命を捨ててでも対抗する。青年将校は北朝鮮建国の歴史を経験していない。美化された歴史を鵜呑みにさせられた世代だ。そのため、主体思想という全体主義思想が染み込んでいる。主体思想に対する一片の疑いもない彼らは完全な国粋主義者として作られたのだ。


 昔の日本もそうだった。明治維新で出来上がった日本を美化し、国粋主義者となっていた青年将校が二二六事件を起こした。事件を起こした青年将校が特別ではなく、軍部全体、いや日本全体が国粋主義になっていた。国粋主義では、世界との協調などというものはない。他国から不利な条件を飲まされたら、戦争しろという意見が大勢になる。


 北朝鮮も同じだ。国連から非難されたら、頭に来て、戦争しろということになる。今、北朝鮮は暴発寸前だ。日本が宣戦布告なしに真珠湾攻撃をしたように、日本に向けて核ミサイルを打ち込んでくるかもしれない。


 日本は、この様な危機に直面しているが、有事に対する準備が全くできていない。原因は、有事に関する議論を全く拒否してきた社民党にある。何の準備もなしに戦争にになれば、世論の後押しで自衛隊は法律を無視して行動するだろう。そうなれば、シビリアンコントロールが効かなくなる可能性がある。有事への準備は軍事国家になることを防ぐことでもある。