韓国の盧武鉉元大統領が自殺した。彼は、北朝鮮寄りの社会主義者といわれている。自由主義系の新聞社に対して弾圧を行ったり、教育に、社会主義者の介入を草の根で行った。

 アメリカの大統領選挙は間接選挙であるが、韓国の大統領選挙は直接選挙である。間接選挙と言うのは、大統領を選ぶ選挙人を国民が選ぶ制度で、直接選挙は国民が大統領を直接選ぶ選挙だ。

 一見、直接選挙の方が良いように思われるが、問題は、国民のほとんどが大統領候補と親しい訳ではなく、どんな人物か実際には分からないことにある。だから、テレビなどのメディアで作られたイメージで投票してしまうことになる。現に、盧武鉉前大統領はインターネットで作られたイメージが先行して当選した。

 間接選挙は、大統領は、その人物がよく分かっている人が選んだ方が良いという考え方だ。国民はその選挙人を選べば良いと云う考え方だ。これだと、イメージだけの大統領候補者は選挙人すら集まらず、立候補すらできないだろう。

 日本は君主制で、大統領制ではない。とはいえ、君主である天皇は象徴で、実権は総理大臣が大統領と同じだ。その総理大臣は、国民が選ぶのではなく、国会議員が選ぶ制度になっている。直接選挙になったら、テレビでイメージが作られた木村拓哉が総理大臣になるかもしれない。

 盧武鉉前大統領は、彼の本質を知らない韓国国民のイメージだけで選ばれ、彼を支える政治家は皆無だったんだろう。だから、事件が明るみに出て、自殺を選んだのではないだろうか。