日本では、最高神である天照大神の子孫である天皇に主権が与えられているとされていた。征夷大将軍は戦闘地域を支配するために派遣され、その地域では絶対的な存在である。カナダやオーストラリアにいるイングランド王の代理人である総督と同じような存在だ。



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 征夷大将軍から各地の大名が統治権を得て地方を支配する体制が取られていた。征夷大将軍が皇帝代理、各地の大名が王のような関係だ。

 鎌倉幕府時代に、征夷大将軍が支配する地域は日本全土に広がった。室町幕府時代には、3代将軍足利義満は天皇から統治権を授かった征夷大将軍であると同時に、中国から統治権を与えられた日本国王となった。足利は中国との貿易による利益を求めてそうしたのだ。中国の属国となれば、他国から侵略されたり、中国から離れようとするなら、中国は軍隊を送って、それを阻止しようとするが、中国にはまったくその意図はなかった。つまり、全くの形式にしすぎないのだ。逆に、日本が朝鮮を攻めたときには、中国は軍を送り日本と戦った。室町幕府以降は、特に、秀吉の朝鮮征伐(唐入り)もあり、中国との関係が切れた。