政治を稼業にする政治屋をなくすために世襲制限が有効だという。世襲制限と言っても、2世、3世の立候補を禁止する訳ではない。親と同じ選挙区からの立候補を禁止するものだ。親の財産(カバン)は引き継げるし、知名度(看板)も引き継げる。後援会(地盤)は引き継げないが、親は党内の実力者に成っているだろうから、2世同士の後援会の交換は簡単に行えるだろう。つまり、世襲制限では何も変わらない。

 今の議員は後援会を抑えていればまず大丈夫だと考えている。投票率が低いから、必ず投票にいく後援会の人たちの割合が増し楽に勝てるからだ。◯△建設など資金も票も提供するから、仕事を回してくれという者が後援会を構成しているなら、議員は地域の代表ではなく◯△建設の代表に過ぎないのだ。

 投票率は、投票所ごと、年代ごと、男女ごとに集計されている。

 今、若い年代の投票率が低い。それなら、若い年代に不利な政策をとっても、選挙に影響しないだろうと議員は考える。逆に農村の投票率が高ければ、そこに手厚い政策を打ち、選挙で票を入れてもらうようにする。つまり、投票率が政策に大きな影響を与えているのだ。

 例えば、投票率が100%の投票所があり、そこの有権者たちが候補者または議員に意見を聞きたいので来てくれと言ったらどうだろう。無視できないはずだ。
 投票率が上がれば投票率の高い投票所は候補者全員を呼んで討論会を開くことができる。そこで、誰が一番自分たちの代表にふさわしいか検討できる。その候補者は◯△建設の代表ではなく、地域の代表となる。

 投票するにしても良い候補者が居ない? その場合、投票所に行き白紙を投票する。誰を当選させるかよりまず投票率を上げることが大事だ。