香港型インフルエンザ(H3N2)はすぐ特定できるが、ソ連型(H1N1)と豚インフルエンザ(H1N1)の区別には時間がかかるらしい。カナダに行った高校生はAソ連型インフルエンザと判明するまで一昼夜かかった。その間、隔離病室に隔離されていた。政府は本当にこんなことを続けるのだろうか。

 日本で毎年インフルエンザが流行している。毎年、数百万人の感染者がでるが、それを少ない発熱外来の病院に受け入れるつもりだろうか。物理的に無理だ。

 しかも、高熱がある患者は減圧テントに集められ待機する。そこには、肺炎などのインフルエンザでない患者も多く入ることになる。減圧テント内で感染する患者も出るだろう。減圧テント内が感染源になることも考えられる。

 日本では、高額の健康保険料を払えず無保険世帯が増えている。彼らは、インフルエンザにかかっても病院へは行かない。しかし、行かなくても治ってしまう病気だから心配ない。政府は彼らを強制的に隔離できるだろうか。

 根本的に、豚インフルエンザでの今回の政府の対策は無駄だ。通常のインフルエンザとして受け入れるべきものだ。豚インフルエンザも通常の病院、診療所で受け入れればよい。ワクチンが無いから、医者や看護婦に感染する可能性があるが、抗ウイルス薬があるから大丈夫だ。抗ウイルス薬を予防的に使うこともできる。

 麻生内閣は指導力を見せたいだけだろうが、税金の無駄遣いにすぎない。