自民党ではマニフェストに世襲規制を盛り込むか否かで揉めている。世襲議員は次の3つの点で、他の人より有利だからと言う。

(1)地盤
   親の後援会を引き継ぐことができ、労せずして後援会の票を獲得できる。
(2)看板
   議員の子だと言う看板で親と同一視してもらえる。
(3)カバン
   親の資金管理団体を引き継げる。

 確かに、これだけ有利だと、他の人たちはとても敵わないと思い、立候補を思いとどまるだろう。しかし、地盤と看板をなくすことはできないだろ。


 企業献金は政党にしかできないことに成っている。それは、企業と議員が癒着し献金企業へ利益誘導するからだ。つまり、議員への企業献金は賄賂性の高い献金になる。

 しかし、議員は抜け穴を作る。全議員が政党支部の支部長になり、企業に政党支部に献金させる。そして、その政党支部が議員(の資金管理団体)に寄付する。それで、完全に議員の懐に入れることになる。利益誘導のうまい議員ならいくらでも儲かる仕組みだ。しかも無税で。

 カバンと言うのは、企業と議員の癒着によって生まれるものである。癒着を無くすには、政党から議員(の資金管理団体)への寄付を禁止するか、企業献金を完全に禁止することだ。議員を大儲けできる仕事にしないことが、本当の政治家を生み出す力になる。