民主党は、社民党に配慮して「ソマリア沖に海上保安庁を派遣する。海上保安庁が対処できないときには街上自衛隊を派遣する」という案を出している。こんなことをしたら、海上保安庁が他国の海兵隊と同じような軍隊ということになる。


 そもそも、地球上には国というものはなく、武力をもって支配地域を作り出し、国としてきた。その武力が軍隊だ。だから、主権の大本は軍隊にあると言うのが真実である。軍隊の役割は、

 1)他国から攻められ主権すなわち領域を奪われそうになったとき、対抗する。
 2)他国に攻めて、主権の及ぶ範囲を広げる。
 3)内戦の様に、一つの国の中に2つの主権が存在し争う。

である。

 それに対して、海上保安庁や警察は主権が確立した領域内で、法律に基づいて治安を維持する組織である。


 ソマリア沖は、日本の主権が及ばないところである。そこには日本の法律は全く意味をなさない。そこで取り締まると言うことは、日本の主権を押し付けることになる。それは、軍隊の仕事だ。

 確かに、海上保安庁と似た他国の組織に海兵隊や沿岸警備隊があるが、それらは軍隊、準軍隊として扱われる。社民党や民主党は海上保安庁を警察としてではなく軍隊としたいのだろうか。