役人というものは、仕事はしたくないが、偉く成りたいという者達の集団だ。ポストが無ければ、天下り団体を作り、そこに天下る。天下り団体は元々不必要な団体だから、仕事が全くない。役人には打ってつけの仕事だ。

 社会保険庁は、グリンピアなど年金福祉還元事業と称するものに多額の年金を投入し、それに関連する多大な天下り団体を作り、幹部として天下った。もちろん、仕事など全くなく、それを年金で穴埋めする自転車操業をしていた。

 また、年金は社保庁職員の宿舎、交際費、高級車、レクレーション用具や家賃になど、社保庁職員の為に散財された。


 肝心の運用はと言うと、証券会社に丸投げ。数年前まで、引値ギャランティー(その日の取引の最終の値段で証券を引き渡す契約)を取っていた。社保庁から証券会社に発注された証券に対して、証券会社は、取引時間内は証券の値段が急激に動かないように買い進め、取引間際に近づくと一挙に買いを入れることより値を釣り上げるという手法を取った。これで、安く買った証券を高く社保庁に買い取らせることができる。年金資金は巨額であるので、証券会社の儲けはすごいものだ。現在では引値ギャランティーの手法が問題しされ、取引時間内の平均となった。


 しかし、現在でも年金の買いが入ったと言われる日の株価の値動きを見るとおもしろいことがわかる。朝方急速に値を上げ、その後急速に下げる。この値動きを証券会社が意図的にやっていると考えたらどうだろう。朝、大量に買いを入れ株価をつり上げ、それを一挙に売る。株価はもとに戻るだろう。それから、社保庁の依頼した株数を値が動かない様に買う。平均は必ず、年金用に買った株価より高くなる。これでもボロ儲けだ。


 役人に金を預けるのは、泥棒に追い銭のようだ。