今回の金融危機は、1929年に始まった大恐慌に似ている。金融危機を引き起こした自由主義に対する反発から、社会主義が台頭した。

ドイツでは国家社会主義ドイツ労働者党が政権を取り、大規模な公共事業を行い失業者対策に成功した。

イタリアではイタリア社会党の幹部であったムッソリーニがより過激なファシスト党を作り政権を取った。

日本でも社会大衆党が議席を大きくのばした。社会大衆党は、大政翼賛会になり、そこに他の政党が合流する形で、一党独裁のような形を取った。

アメリカでは、社会主義政策であるニューディール政策で失業対策を行った。

他の列強も社会主義、保護主義をおこない、経済の建て直しを進めた。日独伊と異なるところは膨大な植民地を持っていたことだ。植民地を含めた経済圏を構築し、経済が好転した。

それに対して、植民地をほとんど持たない日独伊は植民地獲得戦争へと進んで行った。