ども♪

最近 『気』 というコトバに敏感なマモですw



さて。


脱線をしていましたが


先日書きました

『有機農法は安全・安心か?』


の続きを書きたいと思います。



詳細は前回の記事を読んで欲しいんですが、



自然の顔をした、非自然物が


オーガニックの主役として活躍していては


何も変わらない、



ということを書きました。



で、その自然の顔をした非自然物


の代表例として


牛ふん・鶏ふん・天敵農薬をあげたわけです。





現在のオーガニック野菜は


主にこういった有機肥料と呼ばれるものが


使われているはずです。



そもそも、この有機肥料ってのが


私にはよく分かりませんが、


たぶん無機肥料(化成肥料)に対して

使われているのかな??



と思っています。



( まあ、有機物なので間違いはありませんが。 )




牛ふんや鶏ふんなどを使い、


なんだか環境によいふりをしていますが、


実はそうでもありません。




そもそも、現代農業の問題点の一つは


窒素過多、窒素が多すぎることにあると


私は思っています。




そもそも手をかけすぎているのです。





窒素が多いと植物は大きく育ちます。


緑色も濃くなります。



大きく育って、見た目も良くなるのです。



でもその実体は、


人間で言えば、


まるまる太った水ぶくれのおデブちゃんです叫び





だから、近代農業(特に日本?)は


窒素を非常にたくさん使います。


水もたっぷり与えます。




これを変に真似てしまっているのが


今の有機栽培ではないでしょうか?




しかも、牛ふんや鶏ふんなどのルーツは


まるで分かりません。



一般家畜の牛ふんなどは肥料に使われますが、


家畜のふんなんて、


何が入っているか分かったもんじゃありませんあせる



ふんは本来、


生物が無駄もしくは害


ということで排出したものであり、


その中には未吸収な栄養もありますが


毒物もたくさん含まれています。




今の畜産は毒漬け(薬漬け)なので


そのフンっていったい何が入ってるの??


ということですね。





私は正直、かなり怪しいものが


存在しているのでは?と思っています。




鶏ふんだって同じですね。



鶏卵小屋みたことありますか?



ある意味見ないほうがいいかもしれません。。





こんな毒物がいっぱい入っていそうなものを


有機肥料と呼ぶのは


いかがなものでしょ。。


このあたりをちゃんと踏まえてやっている人は


すごく少ないはずです。





ちょっとだけ話をそらしますが、



みなさんは、


ファイトレメディエーション


というものをご存知でしょうか?



簡単に言ってしまうと、



植物が土壌から

様々な成分を吸い上げる力を利用して、

土壌汚染を改善しようっていう方法です。


最近では

放射性物質をヒマワリがよく吸収する!

って話題になりましたよね汗


あれです。



植物は、なんでこんな因果な力を

もってしまったのでしょうか?



これを考えると

植物は本当に地球の番人です。



話を元に戻しますが、


植物には、このような


大地から有害な物質をも吸い上げる力があるのです。




つまり、植物それぞれに特異性はありますが


大地から様々な成分を吸い上げられる


生き物なんです。




だから、畑を有機肥料で汚染させてしまうと、


植物はせっせとそれを吸収してくれます。




もちろんこれは無機肥料でも同じですが、


最近の野菜が硝酸塩で汚染されているのは


ごくごく自然の摂理に捉えられます。



肥料をやっているつもりかもしれないけれど、


汚染させているのです。





あ。


硝酸塩の説明をしなくてはいけませんね!!



ちょっと化学的な話なので簡略化しますが、




有機肥料などのアンモニア態窒素

 ↓

亜硝酸

 ↓

硝酸


という形で微生物が分解してくれます。



この硝酸(硝酸態窒素)を植物は

吸収するわけですが・・・。




最近欧米では、この硝酸値が高いと


乳幼児突然死症候群・発がん性・メトヘモグロビン血症


などの原因になるのでは?と考えられています。


(病気については解説しません。あしからず。)



ですので、

ドイツやスイスでは参考値、

オーストリア、オランダ、ロシアでは

早くから規制値が設けられました。



日本では

『問題なし』とされています。



EUはこの当たりが先進的で、

ちゃんと規制値が決められました。



そして、日本の野菜は

この規制値(1日の許容量)を超えています。




見た目に無駄こだわる日本人の


成れの果てかもしれませんね。



よく考えなければいけない問題です。



いったい植物(野菜)は何を吸収しているか?


ということをです。




私はジブリが大好きですが、


この話をするといつも

風の谷のナウシカの『腐海の森』


を思い出します。




腐海の森は、人や動物が住めないほどの毒素を出す森。


しかしその実体は、人が汚し大地に積もり積もった毒素を


植物や菌類が分解している集合体で


その毒素分解のために毒素が出ている、


のです。



そして、それを知らない人間が焼き払おうとすると、


蟲たちが護るという構図。




今の農地とすごく似ていると思いませんか?




さて。



実はもっと問題だと思っていることが

マモ的にあります。



それは、野菜工場。



次回は野菜工場について書いてみましょ♪




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