ども♪
お悩み解決!ハーブで体のリフォーム屋マモです♪
本日は遺伝子組換え作物シリーズの続き。
ちなみに話を分かりやすくするために
遺伝子組換え作物=モンサント社のラウンドアップ耐性作物という前提でお話をしています。
もちろんこれは正しくありませんが、私の主張したい【遺伝子組換え自体が悪いのではなく、組み換え方が悪い】という点からずれないようにするためです。ご了承ください!
まずはラウンドアップという除草剤についてお話しましょう。
ラウンドアップは世界で最も使用されている除草剤の一つで、日本でも普通に販売されています。
ほとんどすべての植物を枯らしてしまう力を持っていますので、スギナを枯らすために使う人も多いですね。
非常に強力な除草剤ですが、ラウンドアップ耐性の作物はこの除草剤の有効成分を分解できる遺伝子を組み込んであり、ラウンドアップをかけられても枯れない訳です。
こういう遺伝子組み換え作物は大豆・トウモロコシ・ナタネ・ワタが有名です。
モンサント社は主成分グリホサートはすぐに分解する(不活性になる)と言っていますが、実際はそんなことはなく、現実としてこれ以上残留していてはいけないという基準値も定められています。
モンサントの息がかかってない研究機関の調査では、グリホサートは土壌成分に活性状態で残り、1年後に植えた作物からも検出されることも発表されています。
また農薬というものは当たり前ですが単一成分ではなく、実際に主成分(グリホサート)よりも毒性の高い副成分がいろいろ入っています。
日本でもラウンドアップの事故は実はあって、死亡例もあるんです。報道されませんけどね。日本の死亡例はこの副成分によるものだと言われています。
まだまだ、あります。
Wikipediaのラウンドアップのページには、ラウンドアップ耐性作物の食品としての安全性という項目があります。ここには遺伝子組換え大豆、通称ラウンドアップレディ大豆をマウスに数世代にわたって食べさせ続けても、なんら影響なかったと書いています。
しかし、この実験もカラクリがあって、ラウンドアップをかけずに育てた遺伝子組換え大豆を実験に使っています。
この場合、遺伝子組換え作物は安全なんだよ!という証明にはなりますが、ラウンドアップが安全であるかの証明にはなりませんよね?当たり前です。
こういう騙しを数々してきているのがこのモンサント社という会社なのです。
また、環境にも影響しないと言っていますが、テントウムシなどの益虫を殺してしまうことも知られています。つまり環境を確実に破壊する除草剤なのです。
the International Organization for Biological Control という機関の研究では、益虫の50~80%が残留グリホサートで死んでしまうという報告を出しています。実際にラウンドアップをかけた畑では病気が出やすく、他の殺虫剤などが余分に必要だとも言われます。
にもかかわらず!!
日本の農林水産省も【生物多様性に影響なし】と発表しています。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110523.html
原発ですっかり有名な言葉になってしまった御用学者・学識経験者がここにもいるのですね。。
次の記事は、実際に報告されているラウンドアップ被害を、研究レベルも含めて紹介していきます!!