ども!『お悩み解決♪ 体のリフォーム屋』マモです!
昨日は
免疫システムはこうして出来上がある!~アレルギーと免疫のお話~
について書きました。
本日は、この記事にも関連しますので、読んでない方は、ざっと読んでくださいね♪
早く治したい!!っと思って読んでくれている方は、なかなか本題に入らなくてじれったいかもしれませんが
自分の体を知ることはとても大切なことです!
そもそもアレルギー体質を改善することは、一朝一夕で終わることではありません。
だから、これくらいは忍耐力を鍛えると思って、我慢して読んでください(笑)
それでは今日のお話!!
分かりやすく、簡単に説明しますね♪
テーマは
アレルギー症状ってなんだ? です。
アレルギー症状といえば
喘息 (痰が出る。呼吸がゼイゼイなるなど)
花粉症 (鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目がかゆい・喉がイガイガなど)
じんましん (皮膚のかゆみ・赤み・ふくれ)
などがありますね。
いったいこれはなんだ??
なんのためにこんなことをしてるんだ??
おそらくアレルギーに苦しめられている人は、そう思いますよね。
この不快な各種アレルギー症状に深く関わっているのが
ヒスタミンという物質です。
みなさん、名前はよく知っていますよね。
ヒスタミンが分泌されると体には次のような影響があります。
1.気管支の平滑筋を収縮
2.粘液(痰や鼻水)を分泌
3.病原菌を食べる白血球を呼び寄せる。
4.呼び寄せた白血球を血管から透過しやすくする
これはすべて本来は
病原菌を体に入れないための反応です。
でも、これじゃよく分かりませんよね。
具体的にいきますよ~~。
まずは花粉症でみてみましょう!
鼻の粘膜に花粉が付き、体が『花粉は毒だ!』と判断
↓
毒(ここでは花粉)を排出するうためにヒスタミンが鼻の粘膜で分泌
↓
・鼻水が出る
・血管の透過性があがり、いろいろな血液成分が粘膜にしみ出る。
↓
水ぶくれ状態で鼻が狭くなる(鼻づまり)
↓
しみ出した血液成分で神経が刺激される
↓
ムズムズして、くしゃみが出る
↓
くしゃみや白血球の働きすぎで粘膜が傷つく
↓
粘膜の傷がさらに炎症やくしゃみ、鼻水を誘発する
ざっと説明すると 花粉症はこういう体の反応です。
この反応が気管支で起こると
・気管支の平滑筋が収縮して、気道が狭くなる
・痰が出る
・痰を出すために咳が出る
・咳で気管支の粘膜に炎症が起こる
私も小児喘息だったのでよく分かりますが、喘息は独特のゼイゼイした息が出ます。
とても苦しいです。。
これは、こういった反応で気管支が狭くなるためです。
水がたまったような感じでゼイゼイ・ゴロゴロいいます。
これが皮膚で起これば、皮膚の腫れ・赤み・かゆみに つながるのも分かりますよね。
腸で起これば下痢になります。
そしてこの反応が全身に起こるのがアナフィラキシーショックです。
ハチのアナフィラキシーショックが有名ですね。
全身の毛細血管から血液がしみ出してしまい、血圧がいっきに下がってしまいます。
これがいわゆるショック状態で、死に至ることもあります。
ピーナッツやソバでも非常に激しいショック症状がでますが、これもアナフィラキシーショックです。
こうして書くと、アレルギー体質の人は
ヒスタミンめ!!なんてことしやがる!!
って思いますよね。
だから西洋医学では、まずは抗ヒスタミン剤が処方されます。
抗ヒスタミン剤は、ヒスタミンがくっつく場所に先にくっついて働かなくします。
そうやって炎症を抑えます。
でも、お分かりかと思いますが、これではアレルギーと一生お付き合いをしなければいけません。
最近では花粉症に対しての根本治療と謳い、アレルギーの原因となる花粉を体に定期的に体にいれて、慣れさせる方法も開発されてきています。
しかし、どうなんですかね?
この方法ですと、すべてのアレルギー原因物質でしなければいけません。。
スギ花粉の花粉症だけならいいですが、複数のアレルギーを持っているのは珍しくありません。
そもそもアレルギー体質の場合は、花粉に限らず、いろいろなものに対して、過剰反応を起こしやすい体ですしね。
イタチごっこです。
何よりそんなことして免疫系、大丈夫なの?って思います。
結局根本治療になっていない気がします。
もちろんピーナッツアレルギーなどは症状が激しいですし、非常に有効だとは思いますが。
話がそれてしまいました(゜д゜;)
要は、ハーブティーで免疫の力をできるだけ本来の状態に戻してあげればいいんです(笑)
そのためにはライフスタイルの見直しも、すっごく重要ですよ!!