アップルの「iOS 5」と、その目玉機能のひとつ「iCloud」。あいにく、日本では一部使えない機能もあるが、実は既存のあるサービスを組み合わせれば補うことができる「裏技」がある。
アップルの「iOS 5」。200を超えるという数多くの機能が追加されるが、その目玉のひとつとなるのが「iCloud」だ。個人向けの機能が充実し、クラウドサービス市場の起爆剤となるのは確実。手持ちのiPhoneやiPadをiOS 5へアップデートする前に、iCloudの機能についてまずは簡単に学んでおきたい。
iCloudとクラウドメディアの夜明け (ソフトバンク新書)/本田 雅一

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iTunes in the Cloud
アップルの音楽配信サービス「iTunes」で購入した曲をデバイス間で共有できる。無線LANや3G回線を使うので、これまでのようにパソコンとiPhoneをケーブルで接続する必要はなく、場所や時間に制約されない。 今後購入する新しい曲は、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Windowsパソコンなどのデバイスに自動的にダウンロードされる。また、各デバイスから「購入履歴」へアクセスすれば、これまでに購入した曲もダウンロード可能。iTunesで購入した音楽限定ではあるが、自分が購入した曲であればどのデバイスでも聴けるのが大きなメリットだ。
ただ、注意したいのが対応デバイス。「iPhone 3G」や「第二世代以前のiPod touch」はこれらのサービスを利用できない。
フォトストリーム
iPhoneやiPod touch、iPad 2などのiOSデバイスで撮影した写真をすべてのデバイスで同期できる。
同期されるのは最新の写真1000枚に限定。各デバイスのフォトストリームでそれらの写真をいつでも見られるようになる。最新1000枚より以前の写真はフォトストリームから自動的に削除されるが、お気に入りの写真などは個別にデバイスへ保存も可能。MacやWindowsではこれらの写真すべてを自動保存するのでバックアップとしても活用できる。
Documents in the Cloud
作成した文書を各デバイス間で同期する。例えばiPad 2で途中まで作成した書類を別の場所にあるiPhoneで開き、編集の続きを行うことができる。現時点ではiOS向けのビジネスアプリ「Pages」「Keynote」「Numbers」などが中心となるが、今後対応アプリは増えていく見込みだ。
上の3つ以外にも、iCloudでは「アプリ」や「電子書籍(iBooks)」、「カレンダー」「予定表」「メール」など、さまざまなコンテンツや情報を同期できるようになる。また、GPSを利用し、友人のいる場所や紛失したiPhoneの場所などを表示できる機能も搭載する。
iOS 5と同時にこうした多くの機能が提供されるが、残念ながら日本国内では利用できないサービスもある。その一つが年額24.99ドルの有料サービス「iTunes Match」だ。
iTunes Matchは米国から開始されるサービスで、音楽CDからリッピングした曲がiTunesストアで販売している曲と同じだった場合、各デバイスでダウンロードできるようになるのが特徴。iTunesストアで購入した曲だけでなく、手持ちの曲までもクラウドで同期し、利用できるのは大きな魅力だ。
国内で利用できないのは大変残念だが、実はある無料サービスを利用すればクラウドに保存した曲をiPhoneなどで楽しむことができるようになるのだ。
クラウド上の曲をストリーミング再生できる無料サービス
日本で提供されているクラウドサービスにも、音楽データを利用できるものがある。米国で開発された「SugarSync(シュガーシンク)」は、iPhoneなどのiOSデバイスのほか、アンドロイド端末やWindows、Macなどに対応したクラウドサービス。無料で5GBまでの保存領域を利用でき、異なるデバイス間でもさまざまなファイルをやりとりできる。音楽データを保存しておけば、iPhoneやアンドロイド端末などでストリーミング再生も可能だ。
同一フォルダー内にある曲は連続再生されるので、例えば、ジャンルごとに曲を分けて管理しておけばプレーリストのように活用もできる。データをスマートフォンなどへダウンロードするとそれなりに時間がかかるが、シュガーシンクではストリーミングで再生するため、待ち時間が少ない。それぞれのデバイス用に独自の音楽プレーヤーアプリを用意しているのも特徴だ。
この10月にヤフーもクラウドストレージサービス「Yahoo! ボックス」をスタート。写真、動画、音楽などの管理に対応し、iPhoneやアンドロイド端末では専用アプリで音楽再生も可能だ。
今後こうした「個人向けクラウドサービス」は数多く登場し、生活に必要なツールの一つになるのは確実だ。日経トレンディ11月号「個人向けクラウド完全ガイド」ではアップルの「iCloud」やグーグルの「Google+」に代表されるような、今、知っておくべき新世代サービスはもちろん、クラウド時代に本格突入することで激変する「タブレット」や「スマートフォン」、「Ultrabook」などの最新ハードウェアの選び方を徹底紹介。“究極のクラウド端末”と呼ばれる「Chromebook」を緊急入手し、その実力も検証している。
~ nikkei TRENDYnet
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夢があれば
楽しいことになる
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アップルの「iOS 5」。200を超えるという数多くの機能が追加されるが、その目玉のひとつとなるのが「iCloud」だ。個人向けの機能が充実し、クラウドサービス市場の起爆剤となるのは確実。手持ちのiPhoneやiPadをiOS 5へアップデートする前に、iCloudの機能についてまずは簡単に学んでおきたい。
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アップルの音楽配信サービス「iTunes」で購入した曲をデバイス間で共有できる。無線LANや3G回線を使うので、これまでのようにパソコンとiPhoneをケーブルで接続する必要はなく、場所や時間に制約されない。 今後購入する新しい曲は、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Windowsパソコンなどのデバイスに自動的にダウンロードされる。また、各デバイスから「購入履歴」へアクセスすれば、これまでに購入した曲もダウンロード可能。iTunesで購入した音楽限定ではあるが、自分が購入した曲であればどのデバイスでも聴けるのが大きなメリットだ。
ただ、注意したいのが対応デバイス。「iPhone 3G」や「第二世代以前のiPod touch」はこれらのサービスを利用できない。
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作成した文書を各デバイス間で同期する。例えばiPad 2で途中まで作成した書類を別の場所にあるiPhoneで開き、編集の続きを行うことができる。現時点ではiOS向けのビジネスアプリ「Pages」「Keynote」「Numbers」などが中心となるが、今後対応アプリは増えていく見込みだ。
上の3つ以外にも、iCloudでは「アプリ」や「電子書籍(iBooks)」、「カレンダー」「予定表」「メール」など、さまざまなコンテンツや情報を同期できるようになる。また、GPSを利用し、友人のいる場所や紛失したiPhoneの場所などを表示できる機能も搭載する。
iOS 5と同時にこうした多くの機能が提供されるが、残念ながら日本国内では利用できないサービスもある。その一つが年額24.99ドルの有料サービス「iTunes Match」だ。
iTunes Matchは米国から開始されるサービスで、音楽CDからリッピングした曲がiTunesストアで販売している曲と同じだった場合、各デバイスでダウンロードできるようになるのが特徴。iTunesストアで購入した曲だけでなく、手持ちの曲までもクラウドで同期し、利用できるのは大きな魅力だ。
国内で利用できないのは大変残念だが、実はある無料サービスを利用すればクラウドに保存した曲をiPhoneなどで楽しむことができるようになるのだ。
クラウド上の曲をストリーミング再生できる無料サービス
日本で提供されているクラウドサービスにも、音楽データを利用できるものがある。米国で開発された「SugarSync(シュガーシンク)」は、iPhoneなどのiOSデバイスのほか、アンドロイド端末やWindows、Macなどに対応したクラウドサービス。無料で5GBまでの保存領域を利用でき、異なるデバイス間でもさまざまなファイルをやりとりできる。音楽データを保存しておけば、iPhoneやアンドロイド端末などでストリーミング再生も可能だ。
同一フォルダー内にある曲は連続再生されるので、例えば、ジャンルごとに曲を分けて管理しておけばプレーリストのように活用もできる。データをスマートフォンなどへダウンロードするとそれなりに時間がかかるが、シュガーシンクではストリーミングで再生するため、待ち時間が少ない。それぞれのデバイス用に独自の音楽プレーヤーアプリを用意しているのも特徴だ。
この10月にヤフーもクラウドストレージサービス「Yahoo! ボックス」をスタート。写真、動画、音楽などの管理に対応し、iPhoneやアンドロイド端末では専用アプリで音楽再生も可能だ。
今後こうした「個人向けクラウドサービス」は数多く登場し、生活に必要なツールの一つになるのは確実だ。日経トレンディ11月号「個人向けクラウド完全ガイド」ではアップルの「iCloud」やグーグルの「Google+」に代表されるような、今、知っておくべき新世代サービスはもちろん、クラウド時代に本格突入することで激変する「タブレット」や「スマートフォン」、「Ultrabook」などの最新ハードウェアの選び方を徹底紹介。“究極のクラウド端末”と呼ばれる「Chromebook」を緊急入手し、その実力も検証している。
~ nikkei TRENDYnet
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