黒木さんから
⇒ 「人生の出直し! では、どのように出直ししたいのか今すぐ言えるか?」
神話に、こういうのがある。
村の広場に、老人たちが集まって若い日の思い出話をしていた。
老人たち・・・最近の世に言う、後期高齢者ではなく、
“末期高齢者!” の皆さんである。
そこへ、神様が姿を現して、みんなにこう問いかけた。
「あなた方に、今一度の人生を差し上げましょう! 欲しい方は手を挙げてください」
すると皆は喜んで、一人残らず我先にと手を挙げた。
神様はにっこり笑って、もう一度、こう呼びかけた。
「分かりました、お約束しましょう!
ただ、一つだけ条件があります。
それは、皆さんに今一度差し上げる人生は、
あなた方がこれまで歩んできた人生と、全く同じ人生の繰り返しですよ。
それでも良い方は、もう一度手を挙げてくださいな」
すると今度はお互い顔を見合わせながら、
一人、また一人と、殆どの人たちが、挙げかけた手を止めてしまった。
神さまは、一人、こう呟いたそうな、
“人間のただ一度の旅路が、いかに悔い多きものであるか──”
あなたの「人格」以上は売れない!―国際線チーフパーサーが教える好かれる人の「心配り」/黒木 安馬
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オーストリアの心理学者、シャーロッテ・ビューラー女史は、
人生80年の生き様について、実に興味深い結論を出している。
「人の一生には5つの段階があり、将棋倒しの法則が当てはまる。
それぞれの段階ごとに、やるべきことが決まっており、
一つをおろそかにすると、次の段階では、困難さが5倍となる」、と言っている。
要約すると、
生まれてから15歳までは、“成長の時期”、
この時期は人間の大事な時期の基礎工事部分なので、
豊かな人間性を育てるために、研究心・創造性・責任感・忍耐心などの
成長の種をしっかりと植え付けておかなければならない。
急激な変化を遂げる、成長の時期。
この時期にいかに多くのことを学び得るか、感性を磨けるか、人生の基礎作りの期間。
15歳から25歳までは、“探索の時期”、
この10年間は人間が一生のうちで、一番思い悩む時期である。
どんな職業を選ぶか、どんな相手と結婚するか、どんな人生を生きるか、様々な問題に当面する。
まだ自分の個性や実力が分からないだけに、自分と一体何だろうと、考え続ける。
したがって、この時期には、何か一つのことを、つまり一点に自己集中することが必要である。
たいていの人は、そこから人生の糸口をつかんでいく。
つまり、探索とは、発見の引き金みたいなものである。
アイデンティティ( Identity 自己同一性)を確立するための探索の時期。
進むべき進路・目標を定めるために苦心する期間、
この時期を無事乗り越えられないとアイデンティティ・クライシス Identity crisis)を招き、
不安定で不幸な時期を迎えることになる。
25歳から50歳までは、“確立の時期”、
この時期におおむね人生の形が決まる。
巣離れした人間が、自分の人生をどのように築きあげていくか、言うなれば、試練の正念場。
この時期にやるべきことを怠ると、以後の人生でもっとも手痛い報復を受けることになる。
人生後半期を豊かに、幸せに生きるための確立の時期。
これまで学んできたことを組織に、社会に、家庭に生かすことにより、自分自身をも高め、
『本当の人生』を余裕で迎えるための期間。
50歳から65歳までは、“維持の時期”、
50歳は人生の第二の曲がり角である。
急速に体力が衰え始める。
この15年間に確立した人生の仕上げを行う。
言うなれば、実社会での最後の活動段階でもある。
これまでの人生で築き上げてきたものの、維持の時期。
『本当の人生』の入り口にあたり、最後の自己研鑚の期間。
65歳以降は、“再出発の時期”、
築き上げた人生の決算書を手にする時期である。
生まれてから64歳までを第一の人生と呼び、65歳からの人生を『本当の人生』と呼ぶ。
64歳までは生んでくれた親や、家族、友人、隣人のために生き、
65歳を迎えて自分自身の本当の人生が始まる。
もし内容が悪ければ、寂しい余生となる。
だが、本来は素晴らしい第二の人生が開ける時期である。
健康に恵まれ、誰からも愛され、豊かな経済力を持って自己実現に没頭する。
かつて味わったことも無いような、楽しみに浸ることも出来る。
第一線を退く『引退の時期』でもある。
さあ!! これからがあなたの『本当の人生』のスタートである。
決して余生と呼ぶべき軽いものではない。
これからの人生こそが、あなたがこれまで培ってきた、
『愛情・経済・健康』の量に比例した『幸せな人生』を過ごせるのである。
『愛情・経済・健康』この3条件を全て確保した状態で老後を迎えることができる人の一生を、
『幸せな人生』と呼ぶ。
この3条件が一つでも欠けたあなたの老後を想像すると分かりやすい。
老後の心配事は、“病気・貧乏・孤独”である。
健康=病気、経済=貧乏は、家族や仲間がいれば、何とでもなる。
が、愛情=孤独は、耐えがたいものがあるだろう。
自殺者の多くは、“承認”と、回りとの“関わり合い”があれば防げると言う。
こうして考えると、今あなたが直ぐになさねばならないことが何なのか、見えてくることだろう。
本当の人生を幸せに生きるためには、なくしてはならない、育まなければならない大切なものがある。
その一つは健康である。
健康でなければ『本当の人生』を豊かに、幸せに過ごせない。
──ざっと、このような具合であるが、
ビューラー女史は最後にこう言っている。
既に過ぎ去った時期について、思い悩む必要は無い。
大切なことは、残り少ない時間を、どう過ごすかである。
そのことを今日決めなければならない。
さて、あなたは、どの時期に立っているだろうか?
あなたのこれまでの人生は、悔いの無い人生だっただろうか?
確信を持ってそう言い切れるだろうか?
もし、そうでないとすれば・・・。
例えば、今あなたが28歳だとする。
50歳までにはあと22年残っている勘定になる。
22年、決して短い時間ではない。
だが、考えてみると、案外そうではないかも知れない。
なぜなら、あなたは50歳まで今のままでいるはずが無いからである。
もし独身であれば、結婚もするだろし、子供も出来る。
職場の中でも地位が上がり、責任はますます重くなるだろう。
やらなければならないことが山ほど出てくる。
様々な問題や悩みが、あなたに襲い掛かってくるだろう。
あれやこれやで夢中になっているうちに、5年や10年はあっという間に過ぎ去る。
30代も後半になると、体力もめっきりと衰えてくる。
これまで、びくともしなかったことが、時には耐えられない苦痛となることもあるだろう。
そうなってからでは手遅れ。
体力的に限界を感じた時には、もうあなたはそれに代わるものを手に入れて、
違った立場から采配を振っていなければならないのだ。
体力に代わるもの、それは言うまでもなく、“知力”である。
“体力”を、“知力”に変える。
個人差はあるだろうが、その時期はおおむね40歳前後であろう。
だが、その知力は、長年の蓄積の中から出てくるものである。
急場の付け焼刃では、ものの役には立たない。
今あなたがやることは、その日のために、あらゆる知識、あらゆる経験を積み上げて、
本物の力を蓄えておくことであろう。
男は20代に恋をし、30代には支配力・名誉を恋し、40代になって家庭を恋する、
と言うが、その時になって無欲では妻や子供に申し訳が立たないだろう。
20代、30代の人は、40代に向けて力を蓄えていく、
そのためには、人の二倍の読者が必要であろう、
人の二倍の経験が必要だろう。
骨惜しみせず、怠惰に流れず、一歩一歩確実に積み上げていくこと。
40代の人は、これまでの知識や経験を元に、最後の磨きをかけようではないか。
特に心理学の勉強を勧めたい。
簡単なところから始めるには、デール・カーネギーの『人を動かす』、『道は開ける』などは良書であろうか。
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人生80年以上、長いようであり、短いもの。
人生は、何かをするには短すぎるし、何もしないには長すぎる!
もし耐え難い苦悩を背負った人生なら、80年は長すぎるだろう。
だが、はっきりとした目標を持って、その完成に立ち向かう人には、80年は短すぎるであろう。
人生80年。
さて、あなたはどう過ごしたいのか?
人生は自己責任。
“人生にやり直しはないが、出直しはできる!”
では、あなたは、どのように今日から残りの人生を出直したいのか、
今すぐ、もう一回チャンスをくれると言っている神様の前で、宣言して見ようではないか!
もし、何も言えないようであれば、
何度繰り返しても。。。。。。。。!!??
“若い時には知恵が無く、老いてからは行動力が無くなる”
“今日ヤラないことは、十年経ってもヤレない! Carpe Diem ”
夢をワクワク描くほど、実現は早くなる


