黒木さんから ⇒ 『華果同時(けいかどうじ)』

『華果同時(けいかどうじ)』という言葉がある。
蓮は水面上で花を咲かせている最中に地中で同時に実をつける。
他の一般的な植物は花が終わってから実をつける。
死んで花実が咲くものか! 
人間に例えれば、死んでしまってから、
あるいは人生の黄昏どき近くなってから結実しても何が面白いことがあろうか、であろう。
仏様が蓮の台に座っているのも、生きる術の何かを示唆しているみたいで意味深長である。


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蓮根、レンコンは食卓で日常見かける食材で、
蓮の実は飲茶にも出てくる美味しい中華饅頭のアンコにもなり、仏さまの数珠にもなる。
華果同時とは「今、生きていることこそがすべての目的」であるという事だ。
虎は死んで皮を残し、人は死んで名を残す? 
そんな馬鹿な面白くも無い人生は糞食らえとばかりに、今を生きている人はたくさんいる。

新潟県佐渡島に住む小浜美晴さんもその一人だ。
拙著の読者として手紙を頂いて以来の良き親友、私と同年代の男性である。
西に造船用大型ドッグの中古品があると聞けば、
使うあても無いのにすぐにそれを買いに走り、
瀬戸内海から日本海を経て延々と曳航してくる。
それで海に浮かぶコンサートホールを作るという。
最初に貰った手紙は、その船上で加藤登紀子コンサートを開きたいから、
私に本人を紹介して欲しいという内容であった。
それは大型台風の直撃であっけなく海に沈んだ。
近隣の民家にTVの電波障害が起きてしまって苦情が来ていたから
ちょうど良かったと屈託がない。
昔、一世を風靡した有名なディスコ「ジュリアナ東京」で使用していた
数千万円はするはずの超愕級の大型スピーカーも
工場のホールにいとも当然のように設置してあるから
やっていることが半端じゃない。
東に人力車を手作りしている人がいると聞けば、
すぐに飛行機を乗り継いで飛んで行き、
自分でも実際に作ってみて佐渡島を走らせてみる。
北に本格的な昔ながらの水車があると聞けば、
すぐにはせ参じて見学し、帰宅したら直ぐに自作でもやってみる。
南にまことに美味しい米があると聞けば、
それを徹底的に研究してすぐさま行動に移す。
ダンプカー数台分の良質土壌を山の上まで運び、
水質から気象条件まで追求して米作りに精を出す。
これは確かに美味い! 今まで食べた中でも折り紙つきの天下一品である。
本職は建設会社なのだが、
透き通るほど美しい佐渡の海に広大なプライベートビーチを有しての
マリンスポーツ会社も興している。
まさに東奔西走南船北馬。決してナンバーワンを目指しているのではない。
疲れる他人との比較競争ではなく、
自己実現である『オンリーワン』を生きているのである。
彼は言う、「面白くなくちゃ人生じゃない!」と。
生き生きと行動するものにとって反省や後悔は不似合いだ。
いつも少年のような心と瞳に夢を抱き、それをひたすらその日のうちに実行に移す。
今日できない事は10年経ってもやらない。
そういう人たちと話をしていると明け方まで酒が美味い。

エネルギーは思考から生まれてくる。
思考は感情を、感情は肉体の反応をそのまま生み出す。
『しかし』の否定的志向は感情も否定的になり疲労も倍加する。
素直な『なるほど』や、
『だからダメなんだ』から『だからこそ』への積極的可能性思考は、
はたから見ていても気持ちが良い。
人生に成功している人は知能指数や学歴の程度が高いのではなく、
『精神的態度指数』が高いのである。
人生をハスに構えた一蓮托生で、
可も無く不可も無く、
日暮腹減る糞して寝る、
で一生終えるか?

誰の人生、
それはあなたが決めることなのだ。
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人生は、自己責任。
毎朝が新しい自分の誕生日、
自分と握手のできる新鮮な日々をお過ごしください 
この世に生まれるまで母親の胎内に「十月十日」⇒「朝」の字になります。
子曰 朝聞道 夕死可矣 (朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり)
⇒今の自分と握手が出来る、いつ死んでも構わない充実人生を日々歩め!

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