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心底、笑って元気を 被災地の子供支援、臨床道化師が活躍 ~ 産経新聞
東日本大震災の被災地で入院生活を送る子供たちに笑顔を届けようと、病床を訪れてパフォーマンスを行うクリニクラウン(臨床道化師)が活躍している。
国内唯一の団体「日本クリニクラウン協会」(大阪市港区)が無償の特別派遣に取り組んでおり宮城県を訪問。協会設立者で事務局長の塚原成幸さん(44)は「心の底から元気づけたい」と話している。
仙台市青葉区の東北大学病院。小児病棟に入院する約60人の子供を前に、仮装した塚原さんらメンバー2人がハーモニカやマラカスで音楽を奏で、保護者や医師らと一緒におどけた表情で皿回しやダンスを披露すると、子供たちは笑顔に包まれた。
クリニクラウンは、クリニック(病院)とクラウン(道化師)を掛け合わせた造語で、入院している子供たちの心理的なケアが目的。治療前の不安払拭に力があるとされる。欧米を中心に約30年前から活動が始まり、保健衛生や心理学の知識も必要で、国内では平成17年に設立された同協会の認定試験に合格した15人が活動している。
協会設立当初は病院の理解が得にくかったが、近年は「医療行為」として認められるようになり、協会は月に20回のペースで全国各地の病院に派遣している。
震災後、塚原さんは被災地の病院に入院している子供たちの心理ケアの必要性を痛感し、寄付金をもとに被災地の病院を無償で回る月1回の特別派遣を決定。4月から活動を始めた。
塚原さんは大学卒業後、欧米に渡り道化師パフォーマンスを学んだ。帰国後、遊園地などで活動していたが、平成7年の阪神大震災でボランティア活動に取り組み、つらい状況下でも笑顔を忘れない被災者の姿に感動。「心の底から人を楽しませ、元気づけたい」と思い立ち、独自に医療の知識を身につけたという。
「コミュニケーションを促すことで、子供たちの病気や治療に対する恐怖感を除ける」と塚原さん。「少なくとも来年3月までは特別派遣を続け、笑顔を届けたい」と話している。
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