1 汚染水浄化、仙台産ゼオライトが有望…学会有志 ~ 読売新聞


 東電福島第一原発のタービン建屋地下などにたまる高濃度の放射性物質を含む水の浄化に、仙台市青葉区の愛子(あやし)産の鉱物「天然ゼオライト」が有望であることを、日本原子力学会の有志らがまとめ、7日発表した。

 研究チームは、同学会に所属する東北大など5大学と日本原子力研究開発機構の計59人。福島第一原発で、難航する高濃度汚染水の処理の一助になればと、自主的にデータを集めた。

 実験の結果、表面に微細な穴の多い「天然ゼオライト」10グラムを、放射性セシウムを溶かした海水100ミリ・リットルに入れて混ぜると、5時間で約9割のセシウムが吸着されることを確認した。愛子産ゼオライトは大量にすぐに入手できるため、有望な材料と判断した。ほかにも放射性ヨウ素を効果的に吸着する材料として、活性炭などを挙げる。


2 仙台空港到着の1番機にJALが被災地へメッセージ ~ 毎日新聞

 日本航空(JAL)は、13日から再開する仙台空港に着陸する1番機を「がんばろう日本」とペイントした機体で運航することを発表した。

 機体はJAL EXPRESSのボーイング737-800型機で、羽田発6時55分のJAL4721便。新生JALの象徴として復活した鶴丸ロゴの機体で被災地の復興を願うメッセージとともに被災地の仙台空港へ降り立つことになった。

 13日から民間航空機の利用が再開される同空港では、ANAが仙台-羽田を1日3往復、JALが仙台-羽田を1日1往復、仙台-伊丹を1日2往復運航することになっている。【米田堅持】

3 三菱商事、100億円の震災復興基金 奨学金やボランティアを展開 ~ 産経新聞


 三菱商事は、東日本大震災への支援策として、総額100億円の支援基金を設立すると発表した。実施期間は2015年3月末までの4年間で、義援金と奨学金にそれぞれ25億円、被災者向けの社宅や寮の提供に10億円を充てる。社員ボランティアとして、延べ1200人を今後1年間、被災地に派遣する。

 奨学金は、入学は決まったものの、実家が被災し、修学が困難な学生が対象。15日からホームページなどを通じて募集を開始する。500名に4年間支給する計画。

 社員ボランティアは10人1グループとして、3泊4日で被災地に派遣する。現地のボランティアらとも協力し、自治体や現地ニーズに応じて活動内容を詰める。ガレキの片づけや、被災家族や子供たちの心のケアなどを検討している。

 また、研修施設の活用や外部施設の借り上げで最大300室を被災者に提供するほか、役員賞与の10~30%を自主的に義援金として拠出する。

 同社は母子家庭を招待した自然キャンプなどの社会貢献で実績があり、こうしたボランティア経験のノウハウも生かす。被災地支援では政府対応の遅れが指摘されており、スピードを優先した支援を目指す。