米アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が
サンフランシスコで開いた発表会に登場し、多機能携帯端末の新モデル「iPad(アイパッド)2」を披露した。
病気療養休暇中のジョブズ氏は観衆に大歓声で出迎えられてiPad 2を披露し、「デザインは全面刷新」「劇的に高速化を図った」などと紹介した。
本体の重さは約680グラムから590グラムへとさらに薄型化、軽量化を図り、背面と前面にはカメラを搭載してビデオチャットに対応した。バッテリー持続時間は現行モデルと同じ10時間。色は黒に加えて新たに白を用意した。
発売は米国で11日から、日本など26カ国(予定)では25日から。米国での販売価格は現行モデルと同様の499~829ドルに据え置く。携帯端末向けOS更新版の「iOS 4.3」も同時に提供を開始する。
ジョブズ氏の健康状態をめぐってはさまざまな憶測も飛び交っていたが、「時間をかけて取り組んできたこのプロジェクトを逃したくなかった」とジョブズ氏。以前と同様に痩せてはいたが、エネルギッシュで元気そうな様子だった。
発表会ではiPad向けの新しいカバー「スマートカバー」の紹介にもかなりの時間を割いた。磁石でiPadに取り付けて使用し、使わない時は折りたたんで端末用のスタンドにできる。価格はポリウレタン製が39ドル、革製が69ドル。
iPad2、欧州など25カ国で発売 日本は延期
米アップルのタブレット型端末「iPad(アイパッド)2」が、欧州など25カ国で発売され、各都市のアップルストア前に長蛇の列ができた。日本での発売も同日予定されていたが、東日本大震災を受けて延期となった。
iPad2は、昨年発売されたiPadの新モデル。より軽く、薄くなり、背面と前面にカメラを搭載。プロセッサーも高速化した。11日の米国先行発売に続き、この日は欧州21カ国とオーストラリア、カナダ、メキシコ、ニュージーランドで売り出された。
ロンドン中心部リージェント大通りの旗艦店には300人以上が列をつくり、寝袋で前夜を過ごした人もいた。昨年のiPad発売日には、ここに450人以上の列ができたとされる。
前日の午前7時半から並んだという一番乗りの会社役員(32)は、「昨年は前から4番目。競争に参加する以上、いつだってトップに立ちたいものだ。今回はそれがかなった」と話した。モスクワから来訪し、iPad2購入のために滞在期間を延長したという男性もいた。
iPad2は来月には香港、韓国、シンガポールなどでも発売される。
米アップル、iPad 2のTVコマーシャルをYouTubeに
iPad 2テレビコマーシャル
米アップルは、iPad 2のテレビコマ―シャルを公開した。YouTubeの公式チャンネルでチェックできる。
iPad 2は2月11日(現地時間)に米国で販売が開始、2月25日には他の国でも販売がスタートした。日本での発売は16日に延期が明らかになったが、正式な販売開始日はアナウンスされていない。
