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米スターバックス、インドでの出店を計画~ウォール・ストリート・ジャーナル
コーヒーチェーン大手の米スターバックスは、インドの財閥タタ・グループ傘下のタタ・コーヒーと提携したと発表した。
スターバックスは同国での出店や、インド産コーヒーの世界的な販売に向けて踏み出した。
インドはスターバックスがまだ参入していない大市場の一つだ。ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)はムンバイで行ったインタビューの中で、インドがいずれ中国に匹敵する市場に成長する可能性があると語った。同社は最近、中国の店舗数を5年間で3倍に増やし、1500店舗前後にするとの計画を発表している。
タタ・グループは高級車の「ジャガー」から鉄鋼メーカー、茶園に至るまで幅広い分野で事業を展開している。傘下のタタ・コーヒーは米国の「エイト オクロック コーヒー」を所有しているほか、インドの大手コーヒー生産会社でもある。
インドは茶の国として知られる一方で、コーヒーの主要輸出国でもある。シュルツCEOは提携の理由の一つとして、インドの高級豆アラビカ種の認知度を高め、同社の世界中の店舗での消費量を増やすことを挙げている。提携の第一段階には、コーヒー豆の調達と焙煎(ばいせん)が含まれる。
同CEOはタタ・グループの持つ小売店舗やホテルにスターバックスを出店させることを両社が視野に入れていると語った。同グループのタージ・ホテルズは同国で最高級とされているホテル・チェーンだ。
タタ・コーヒーのクリシュナ・クマー会長は、スターバックスの店舗では、ほかではできない経験ができるとして、同社のインドへの参入を歓迎するとの声明を出した。
シュルツCEOは、そのうち他のインドのパートナー企業と組んで、独立型の店舗の出店を目指す意向を示したが、時期は明らかにしなかった。インドの外資系企業対象の投資規則によると、一つのブランドを持つ小売業者は、地元企業との合弁事業の最大51%を保有できる。
スターバックスは現在、米国で成功を収めた手法を世界の他市場で再現し、世界でのプレゼンスを拡大することに焦点を置いている。昨年11月には、生産するコーヒーの品質向上を支援するため、中国の雲南省農業科学院と雲南省プーアル(普?)市政府と契約を結んだ。同社はそのほかの国でもプレゼンスを拡大しており、シュルツCEOは最近、メキシコでの出店300店舗達成を祝うため、同国を訪れた。
インドでは外資系の食品関連企業が苦戦してきた経緯がある。コカ・コーラは1990年代半ばまでの16年間、秘伝の製法を明かすことを拒んだために販売を禁止された。ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は約15年前、インドの豊かな食文化への脅威だとして抗議する一部の農家や政治家の標的になった。
しかし、最近では西洋文化に接する機会が増えたことで若者や中間層での人気が高まっている。これを背景に、多くの外資系ブランドが勢力を拡大している。
インド人はよりコーヒーを好むようになっている。政府のデータによると、2008年のコーヒーの国内消費量は1998年比約90%増の9万4400トンだった。増加に大きく寄与しているのは、速やかにコーヒーを提供する居心地の良いカフェで、スターバックスの得意とする分野だ。
コンサルティング会社KPMG(バンガロール)のラメシュ・スリニバス氏は、スターバックスのインドでの成功が同社の適応能力にかかっていると指摘、「成功している外資系ブランドは世界的な戦略に沿うだけでなく、商品をインド風にアレンジできている」と述べた。
シュルツCEOはスターバックスをインドの若者にとって家と職場に次ぐ「第3の場所」にする計画だと述べ、現地の好みに合わせられるかが鍵になるとの見方に同意した。
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