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海辺の子も食生活黄信号 女川町が昨夏小5~中3を調査~河北新報
健康的なイメージがある海辺の町の食生活は、必ずしも健康的ではない?
宮城県女川町が町内の小中学生を対象に実施した食物摂取頻度調査で意外な結果が浮かび上がった。
将来の生活習慣病予備軍につながる恐れもあり、町は子どもたちの食生活習慣改善に本腰を入れる考えだ。
調査は昨年8月、小学5年~中学3年の全児童生徒422人を対象に実施。仙台白百合大の佐々木裕子准教授(公衆栄養学)の協力で結果を分析した。町が調査を行ったのは初めてで、大規模に実施するのは県内の自治体でも例がないという。
50%が基準とされる動物性脂肪の摂取割合は小学生で全国平均より1.1~5.5ポイント高い一方、食物繊維の摂取は全国平均(13グラム)より1.5~1.8グラム少なかった。野菜摂取量や鉄分、カルシウムの摂取量も全国平均より少なかった。
塩分や菓子類の取り過ぎも判明。新鮮な魚や海藻類を手に入れやすい環境が、子どもたちの食生活に必ずしも反映していない状況が目についた。
同町では、小学生や中学生の肥満指数が県や全国平均より高い傾向も見られる。町はこれまでも独自に集団検診を実施するなど子どもたちの健康指導に力を入れてきた。
今回の調査結果を受け、親子に意識をより高めてもらう必要があると判断。昨年12月には女川一小で保護者を対象にした講演会を開催した。来年度以降も啓発事業を積極的に展開したい考えだ。
町の小児健康増進事業アドバイザーも務める佐々木准教授は「食事に地元の食材を多く取り入れることが大事。子どもたちが自発的に体のことを考える力をつけられるような食育に取り組んでほしい」と話している。
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