リセット人生・再起動マニュアル―人生お一人様一回限り 2000年成功人間学/黒木 安馬
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黒木さんから


「中国は、知的財産や商標登録などでパクリが多く、
世界中から非難されているのは、今後の世界で一流国とはなり難い、
日本みたいに、物真似ではなく、独創的な発明で立国するべきですよ。
勝手にパクリをするんじゃなくて、もっとプライドを持たなくっちゃ!」
私は、上海で催された宴会で中国の要人と話していた。
すると、彼はこう返してきた、
「まあ、こう言っちゃなんだが、なんだか昔から日本で勝手に使っているらしい漢字は、
あれはまさに中国発明品のパクリ以外の何物でもないと思いますがねえ」

──そりゃあそうだっ、確かに !!

聖徳太子が作った憲法十七条、
「和(やわらぎ)を以(もち)て貴(たっと)しとし、
忤(さか)らうこと無きを宗とせよ。人皆党有り」と日本書紀に出てくる。
これは孔子の論語「礼はこれ和を用いるを貴しと為す」から引用された。

このように日本は中国漢字文化を一方通行で輸入して
圧倒的な影響を受けて栄えてきたとされる。
仏教伝来とともに漢字も導入され、それまでは日本には文字が無く、
後に漢字が変化して平仮名や片仮名になったと教科書では教えられているが、
実はそれ以前からわが国古来のやまと言葉である和語はあった。

数え方で、1・2・3は中国語でイー・アール・サン、韓国語発音もそれに近いが、
大和言葉では昔からヒフミ、
あるいは、一つ・二つ・三つと数え方の言葉や発音も根本的に違う。

文字は書けないが記憶力抜群の稗田阿礼が暗誦するのを、
太安万侶が漢字で書き残したとされるのが古事記。
それまではわが国には文字がなく、外来文化の漢字がカタカナや平仮名に変化して
日本の文字文化が初めて作り出されたような歴史観が残されている。
だが、その文字が書けなかったはずの阿礼が、
ちゃんと漢字以前の和語で書いた奉納文が伊勢神宮の古文書館に残されている。

1543年、種子島にポルトガル人が二挺の鉄砲を持ち込んだ。
種子島の八板清定(金兵衛)らが鉄砲鍛冶となってすぐに改良を加えて生産を始め、
戦場における新兵器として火器が導入されるようになる。
武器製造技術は格段に進歩し、すぐにオスマントルコなど海外輸出もしている。
32年後には、織田信長は鉄砲を多用した戦いで甲斐武田を撃破するなど、
領土拡大で快進撃を展開する。

種子島での出会いからわずか四十年後の日本は、
ヨーロッパ全土で生産する鉄砲の総数をはるかに上回る量産国になり、
世界でもっとも精密で信頼性がある品質と評価された。

坂本龍馬の土佐の後輩であった中江兆民はフランス留学から帰国経験。
また幕臣でオランダのライデン大学に留学、幕末の大政奉還時には将軍徳川慶喜の
最高顧問を務めていた西周(にしあまね)。
勝海舟の部下として咸臨丸に乗り込んで南北戦争直前の米国を視察し、
後に慶応大学を創設した福沢諭吉など留学帰国組の彼ら。
その当時のエリート組みは、
デモクラシーを「民主主義」などと、外国語を総て日本漢字に変換して世に流布させた。

英米人が日本人たちの会話を聞いていて一番驚くのは、
日本語しか話していないから内容がさっぱり分からないことである。
当たり前のようだが、実は世界中を廻ってみて、その国民の会話を聞いていると、
外来語は自国語に造語しないで、
平和はピースのように日常的に輸入そのままの発音で使っている国がほとんどだから、
話の内容はほぼ推測できるものである。

清朝打倒に失敗して、「広島丸」の船に乗って日本に亡命した孫文は、
日本人が作った「革命」と言う文字を新聞で見ていたく感激し、
すぐにそれを使い始めて自ら「革命党」と称した。
日本の士官学校卒の蒋介石は、多くの和製漢字をそのまま自国に持ち帰って応用した。

「口可口楽(コカコーラ)」のように、外来語の発音を漢字で音に置き換えることは多くあったが、
造語漢字の中に意味そのものを含ませる文化は、中国にすらなかったのである。

中国政府国費留学生として慶応大学で商学博士号まで取得した秀才の徐廸旻(じょ・てきみん)さんは、
上海で開催の万国博覧会・日本事務所代表を務めている友人だが、
彼によれば、中国古来の漢字だと思い込んでいる表現に、
明治初期の先達が造語した日本漢字が驚くほどある。
今日の中国教科書で使われている熟語三千文字の中でも、
芸術・科学・技術・哲学・理性・自由・権利・義務・宗教・進化・経済・
人民・共和国・革命・神経・国会・司法・立法・行政・宇宙・客観・主観・典型・営業中など、
実に70%以上の文字が、「和製漢語」の日本語なのだと言う。

人民も、共和国も、共産党、社会主義も、日本語だったとは、
本場の中国人たちも知らないらしい。

中華の漢語を除けは、中国正式名称の「中華人民共和国」の三分の二は、
実は日本語!なのである。

火の出る国「日本」が中国語発音からジャパンになり、
「支那」がチャイナの語源は分かるにしても、
リヤカーだとかナイターは外国ではまったく通じない和製語であり、
大根・心中・家来などは中国人も理解できない。
輸入した知識を基にさらに高めて、
単なる物真似でない価値ある新しいものを創出する優れた能力。
世界の9割以上のシェアを占める生産をしている、
誰も知らないような小さな町工場はわが国には数え切れないほどある。
聞いたことも無い小さな会社の工場が火事になっているTVニュース番組VTRを
外国発の機内で放映したら、ビジネスマンたちが総立ちになったことがあった。
さほど世界に与える大きな影響力を持った日本発製品が多いことの証左である。
日本の技術が無かったならばミサイルや衛星も月着陸も不可能であったとは世界の常識である。
 
中学生の読書感想は、「偉人伝、読み終わってご苦労さん」だとか。
実質の努力もしないで、ITなどの仮想空間で楽をして一攫千金を夢見る
虚業的な風潮が最近は特に多くなり、そのような濡れ手に粟みたいな射幸心をあおる
マネーゲーム的な書籍が上位売上に並んでいるが、
汗の無いところの結果は空しいばかりである。

16人の町工場から、世界のホンダを標榜してまさに頂点に登りつめた本田宗一郎のような、
類まれなる秀逸な匠の技を持って世界を変えた数多くの歴史的日本人たちの事実を、
我々はもっと自信を持って若人たちに知らしめなければいけない。
7歳児の読書量がその国の将来を語ると言われる。バスに乗り遅れる、
取り残されるなどの脅しでは、人は強迫観念で動きはするが飛躍は望めない。
どんな小さなことでも誉められ認められて、自信と誇りやヤル気が出て成功に結びつく。
ピグマリオン効果である。
 イエロー・ハット創業者、鍵山秀三郎さんが言う。
成功のコツは2つある。コツ×2=コツコツ。
 
早稲田の後輩で、TBS報道部に勤務、その後は作家として活躍し、
『逆説の日本史』などBestセラー作家の井沢元彦氏。
彼と食事した時に、“日本の稚拙外交”の話が出たことがある。

中国に留学生を派遣して学ぶ『遣唐使』から、
孫文など近代歴史では、
逆に日本に学ぶ留学生がアジアから集まる『遣日使』が圧倒的だった。
だから戦前までは中国に対する外交姿勢は居丈高に日本が脅す側だった。
敗戦後は逆で、低姿勢に頭を下げるだけの姿勢に変わった。
ODAで中国に膨大な援助をし、その額は数兆円規模であり、
人類歴史上で一国が他国に対して行う援助額としては最大。
では、日中友好はそれに比例して高まったかと言うと、実態はまるで逆。
反日運動は吹き荒れ、日本からの莫大な援助は共産党政権延命に使われ、
日本に向けられたミサイルを更に増強しただけの結果になった。
金をドブに捨てたぐらいであればムダになったとあきらめもつくが、
その気になれば日本列島を廃墟に変えられるほどのミサイル群は
資金的にはすべて”Made in Japan”であり、
まさに世界外交史上、燦然と輝く大愚挙でしかない、と。

そして、一昨日の北朝鮮による国境近い韓国の島への砲撃事件。
【3%の会】会員、ニート登山家・栗城史多(くりきのぶかず)君の応援もしてもらっている
土江さんが編集長のダイヤモンド誌は伝える。
「北朝鮮が韓国の島に砲撃を加え、韓国軍も応戦したという報道があり、
私にも3時半ごろに秘書官を通して連絡がありました」
信じがたいことに、これは我が国の内閣総理大臣の言葉である。
首相がどうやって第一報を知ったのかという機密事項について、
菅首相は恥も外聞もなくこう言い放ったのだ。 
いまや日本は無政府状態になった。
首相が一般国民と同じレベルで情報を得て、それを公言してしまう国なのである。
この発言の瞬間、菅首相は自ら危機管理能力の欠如と
その意識の無いことを公然と宣言したのも同じである。
また、同じく日本政府には情報調査能力が欠如していることを内外に示し、
外交チャンネル、とりわけ韓国とのそれがまったく機能していないことも暴露してしまった。
さらに、菅官邸には外務省からも防衛省からも情報があがらず、
記者クラブの記者たちからもそっと耳打ちされることがないことも証明してしまったのだ。
大いなる危惧を覚える。
これこそ国家の最大の危機ではないだろうか。
首相が北朝鮮砲撃を報道で知ったと語る、
もはや“無政府状態”の危機管理態勢を憂う。
“二次災害”すら招きかねない杜撰な危機管理態勢
 インテリジェンスの見地からすれば、少なくとも首相、官房長官、外務大臣、
防衛大臣の4閣僚は、こうした国家の存亡にも絡む機密情報のチャネルを
うかつにも「報道から知った」と言うべきではない。
それによって、政府の体を為していないことが海外にバレてしまい、
それこそ危機管理上危険な状態に陥いる。
また、首相、官房長官、防衛大臣などによる関係閣僚会議が始まったのは
事案発生から6時間も経ってからだった!!
因みに、オバマ大統領は事件発生を受信後、30分で北朝鮮非難の声明を出した。

言っておくが、ミサイルは時速1226kmの音の何倍よりも早く飛ぶ。
どげんかせんとイカン、我が日本・・・・。

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