攻めすぎないことなんだよな~
時を重ねると
多くの学びがある
真正面で行くより
上空を飛ぶと景色が変わる
黒木さんは平面ではなく
仕事から上空からという
立体的な思考回路が
身についた人だ
7月のBBQが楽しみだ~
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黒木さんから
兵法、人生は日々これ新人であるべし
「判官贔屓」は、ホウガンビイキと読む。
トップにいる者にではなく、ナンバー2に好感と同情を抱いて応援する心情を言う。
後にはハンガンと読むのが通例となったようだが、
こと、その職にあった九郎判官・源義経に関しては、ホウガンと呼んで区別している。
検非違使(けびいし)という鎌倉時代の警視総監と最高裁判所を兼ねた長官職位だが、
兄である時の権力者、源頼朝との仲違いで追いつめられて死んでいく悲劇の主人公として、
兄よりも圧倒的にファンが多い。
動物を観察していると、
ボス争いの最中では当事者以外はみな様子見であるが、
勝負の形勢が決まるや否や、
寄ってたかって負けたほうを葬り去る一斉攻撃に加わる。
優性遺伝子を残す厳しい種の保存のおきてでもあろうが、
ホウガンビイキは人間にしか見られない優しさである。
特に日本人は外国に比べてそれが強い。
ちなみに、負け犬のことをUNDERDOGと言う。
だからホウガンビイキのことを「Side with the underdog」と表現する。
「LIKABILITY(ライカビリティ)」と言う造語がある。
Likable(ライカブル・好ましい)から来たものだが、
好感度と訳しても良いだろう。
ブッシュ大統領も小泉元首相もそうだろうが、
政治手腕内容そのものよりも、
他の政治家と比べてどこか憎めない風貌や行動、ちょっとしたしぐさの、
このライカビリティによるところが大きい。
ここで重要なのは、実際は会ったこともない人物に、
世間はいつの間にか好き嫌いの判断を下し、
それが民意として世の中を動かしている恐さがあることである。
たいした根拠も無いのに善悪の評価が左右されるのは、
心情的にベクトルを敵対的に対峙してしまう印象か、
同じ方向を向こうとするLIKABILITYがあるかどうかで大きく違ってくる。
以前、私が書いた原稿を一読した編集者に、
あまりにも成功談義が多すぎて、
これでは読者の共感を呼ばないばかりか反発されるから、
失敗談を盛り込んでくれと注文されたことがあった。
同情されるような表現や体験でベクトル合わせをあえてすることで、
効果的になることがあるのだという。
私は失敗を失敗と思わない性格ゆえに、
泣かせる同情場面の創作には苦労したが、
その作戦結果は大正解だった。
弱さを見せるのも重要なことである。
孫子の兵法にいわく、
四方から攻めれば相手は逃げ場を失い、
窮鼠(きゅうそ)猫を噛む、底力を発揮してこちらの敗戦につながる。
三方から攻めて、相手に最後の逃げ場を残しておけば必ずや勝算あり、
と説く。
柳に枝折れなし。
強さを誇示するだけではなく、
同情されるべくあえて自己の弱さを見せつつ、
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)で相手と同じ方向を向くことも、
意外や、したたかな人生の知恵かもしれない。
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壁にぶつかるのは
動いている証拠
