『おじさんの傘』という本をご存知ですか?

とても興味深い本ですウインク

絵本を大人になって読むと

ある意味どんな本でも

子供の時には感じなかった

見解が出来たりしますラブラブ

それが面白いので

時々

昔好きだった絵本を

読み返していますラブ



おじさんは自分の大切な傘を

とても大切にしています。

大切過ぎて雨の日も

傘をさす事はありませんでした。

でもある雨の日

子供達が傘をさして

歌っていました。

『雨が降ったらピッチャンチャン

雨が降ったらポンポロロン』

それがあまりにも楽しげで

おじさんは決して開かないと

決めていた傘を開いて

雨の中傘をさしながら

『雨が降ったらピッチャンチャン

雨が降ったらポンポロロン』を

体感して

とても楽しく幸せな気持ちになります。

これがこの絵本のあらすじです。


子供の頃は

不思議なおじさんの

不思議なお話で

ほのぼのしていて

何か心に響く的な感じで

読まれた方が

多いと思います。


大人になって

このおじさんの傘を

おじさんの心と仮定すると

おじさんは心が傷つくのが怖くて

(新しい事にチャレンジして

失敗するのが怖くて)

傘を使いませんでした。

(心を開きませんでした。)

でもある日、自らの好奇心から

傘をさしてみたら

(心を開いて新しい事にチャレンジ

してみたら)

それがとても楽しく

ウキウキした気持ちになりました。

この部分から私は

チャレンジする事は

最初の一歩が肝心で

一歩踏み出せば楽しい事が

待っているかもしれないのに

それが出来ない人を

おじさんで例えている様な

気がしました。



そしてうちに帰ると

奥さんが

おじさんが傘をさした事に

とても驚くのですびっくり

そこから感じる事。

こんな変わった偏屈な

おじさんなのに

雨の日でも傘をささないという

おじさんの意向を尊重して

おじさんのしたい様にさせてあげていて

文句を言ったり蔑んだり諦めたりせずに

それどころかおじさんの心を慮り

心に寄り添っている事に

感動しました。

奥さんは奥さんの持つ価値観で

おじさんを縛る事なく

変わり者のその存在ごと

愛している事に気がつき

心が熱くなりました照れ


夫婦はこんな風に

相手を丸ごと受け入れられる事が

とても幸せな事だと

改めて気付かれました。


『おじさんのかさ』

機会がありましたら

是非大人の心で

読み返してみてくださいませラブ