うたた寝程度ならニヤリ


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スーダンとの国境近く、ヌビア地方の砂漠の中にあるアブ・シンベル神殿
世界遺産に登録されたラメセス2世の巨大な岩窟神殿。アブ・シンベル神殿は、アスワンハイダム建設に伴い出来た人工湖ナセール湖に水没する危険があった為、1963年から5年かけてこの地に移動されました。
私達は全長500キロメートルのナセール湖の上空をアスワンから飛行機にて飛んできたことになります!アブ・シンベル神殿からのナセール湖の眺め

高さは32メートル幅38メートル
大神殿の建築の上には太陽神を崇拝すると考えられていたヒヒの像
神殿正面には高さ21メートルのラメセス2世の巨像ご4体並んでいます。左から順に若い頃から老年になっているという説があります。
ラメセス2世はその当時エジプトを脅かすヌビアの人々にエジプトの国力を示すために、この神殿を造ったとされています。
左のラメセス2世の足元にはその子供達の像があります。真ん中には太陽神ラー・ホルアクティが位置されています。
ネフェルタリ王妃の像は、入口の左右に

中に入ると天井に、ネベクト女神が描かれています。
両サイドのオシリス神の柱の後ろには様々なレリーフが描かれています。一枚一枚見ているととても面白くてラブ
戦うラメセス2世
アメン・ラーの船と神官たち
南方系の捕虜たち
ネフェルタリの戴冠式
神々に捧げ物をするネフェルタリ
一番奥の至聖所の4人の神を祀る場所
向かって右側から太陽神ラー・ホルアクティ、神格化されたラメセス2世、王の守護神アメン・ラー、造物神プタハの像。

年に2回、2月22日と10月22日に、朝日が至聖所迄まっすぐ差し込んできて、神々を照らし出すように、綿密に計算されて設計されたようです。移築の際1日ずれてこの日になったそうです。

この大神殿の隣にはネフェルタリ王妃に捧げられた小神殿があります。それは次のブログにてご紹介しますねウインク