続きです。


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最後のメインのお話の前に、先日行われたりゅうのテストについて触れます。

療育手帳の再申請で、平日の!午前中に!来て下さいとのことでした。

ほんと、お役所仕事でしょうから仕方ないだろうけどその度に仕事休んで、学校休ませて・・・。

ちょっとなんだかなぁって気もしますが。


9時半からの問診とテストということでした。


りゅうと私は別々の部屋で、確かテストはビネー式だったかな。


私は男性の職員さんから今までのこと、普段の暮らし、出来ること出来ないこと

等のお話を2時間ほどしました。

その間に丁度りゅうのテストも終わり、後は点数計算するので待合室でお待ちくださいって。

それが30分ぐらいだったかな。

時間はもう12時近くでした。

その後、別室に呼ばれて言われたことは


「今回申し訳ありませんが、療育手帳の再申請はできません」


ということでした。

今回たまたまなのか、ストラテラの効果なのか、IQテストが92だったそうで

75前後ぐらいが申請受付なので、今回は申し訳ありませんが。とのこと。

なんだか混乱しました。


え、治る病気じゃないよね?

あれ、私今まで必死にやってきたのはなんだったんだろ?

え?じゃ、全くの健常者ってこと?

でも、あの病院でも出た判定は?

お薬も飲んでるのに、じゃ薬は飲まなくていいの?

逆に害になる?

え?


「今回はたまたま調子がよかったのかもしれませんし、もう一度判断したいんですが

次回は精神科医も同席しての判断になります。11月5日です」


「あ、はい」


「まぁ、良かったですよね!」


「あの、お聞きしたいんですけど」


「なんでしょう?」


「これって・・・・治る病気じゃないですよね?風邪とか骨折や治療すれば治るっていうものじゃないと思っていたんですが、それとも成長に従って治るんですか?」


「いや、そうではなく・・・確かに症状をお聞きしていると発達障害と自閉に当てはまりますが

真に申し訳ないですが、ほんとに彼はグレーなんですよ・・・・」


「ですね・・・どこでもそう言われますが・・・。それに、誤解して頂きたくないんですが

私は手帳を取ることに必死になってるわけじゃありません。

B1と違って手当ても出ませんから、病院代もお薬代も自腹ですし、特に恩恵に預かれるわけじゃないですし。お城がタダだとか、1000kmを超える鉄道の料金が割安だとか、映画が20歳になれば200円ほど安くなるとか、正直言って何も変わらないです。税金の障がい者扶養控除もありません。

特に私は、結婚して離婚したわけではないので、未婚の母は寡婦控除もありません。

住宅の減額申請もB2は書かなくていいといわれます。

このB2の存在意義って何でしょう?無くたっていいぐらいだと正直思うくらいです・・・・。」


「そうですね、そう仰る人もたくさんいらっしゃいます」


「今までお子さんは障がい者ですよと言われ、今日からは違いますよと・・・

お薬は、じゃ飲まなくていいのかな?とか、なんだろう・・・ごめんなさい、何か混乱してます。」


そう言うと


「ですよね、でもそれはかかりつけの病院で相談して下さい」


「わかりました・・・では来月またよろしくお願いします」


グレーゾーンってほんとによくわからない・・・・。

ただの個性として受け止めていけばいいのかな・・・。


とりあえず、今週末の病院でお話をしてみたいと思います。