Hi! くりですღ
前回のHSBC記事では、HSBCの新しいデビットカードの詳細が11月末までに発表されるらしいという話をしました。
先日、知り合いの銀行員に打診してみたところ、カードがいつから正式に申し込みを受け付けるかは、社内でもまだ情報が出回っていないらしいです
スケジュール的には、今年中か来年の頭ではないかと思いますが、コロナのせいで色々スムーズに進まないかもしれませんね、、、
まだ申請はできませんが、一部の情報が発表されていますので、今日はくりが知っている情報を皆さんにシェアしようかと思います
HSBCのマルチカレンシー口座を持っている方ならよくご存知だと思いますが、マルチカレンシー口座は、国際的に流通されている12通貨を、一つの口座で一括管理できる銀行口座です。
HSBCの場合は、一つの口座の中に、下記の12通貨の口座が付いています。
HKD/香港ドル
USD/米ドル
GBP/イギリスポンド
JPY/日本円
RMB/人民元
EUR/ユーロ
THB/タイバーツ
AUD/オーストラリアドル
NZD/ニュージーランドドル
SGD/シンガポールドル
CAD/カナダドル
CHF/スイスフラン
従来のATMカードでも、海外で引出しできたり、ユニオンペイでデビット機能を使って買い物できたりしますが、取引は全て香港ドルの預金口座から引き落としされます。
例えば、日本のATMで日本円を下せますが、香港ドルの預金口座に残高が入ってないと、日本円の口座にお金が入っていても、引出しができないです。
仕組みとしては、日本で日本円を引出しする際に、HSBC側で、即時に香港ドルの預金口座から、その時の為替レートで円に換算して、日本円を引き出せるようになっています。(香港以外の地域で対応できる通貨は、全て同じ対応です。)
今回のマスターカードデビットカードは、従来の仕組みと違って、直接その通貨の口座から引き落としされます。
だからなに?と思う人がいるかもしれませんが、これは、為替レートを気にする人にとっては大きいなメリットがあります。
従来のシステムでは、使うタイミングで銀行のレートに縛られますが、新しいデビットカードは、使いたい通貨の口座に残高が入っていれば、為替レートを気にせずに使えるということです。また、レートがいい時に口座内で使う予定がある通貨を、先に両替しておけばいいという話です!
また、今までのATMカードは、ユニオンペイの決済システムと提携している店だけデビット機能を使えますが、新しいデビットカードはマスターカードなので、ユニオンペイよりは利用できるところが増えると思います。
そして、このデビットカードはATMカードと同じように、香港以外の地域でも現地で引出しできます。
日本ではもちろん、他の旅行先でも便利です。
※該当する外貨口座に残高不足の場合は、その際のHSBC為替レートで、香港ドルの預金口座から引き落としされます。
※利用通貨がHSBCマルチカレンシー口座以外の外貨の場合は、マスターカードの為替レートが適用されます。
★海外引出し手数料(香港以外の地域での引出し)
・HSBCグループのATMマシン:無料
・その他Mastercard/CirrusネットワークのATMマシン:HKD40/1回の取引(プレミア以上のランクは無料)
★香港内引出し手数料
・HSBCグループのATMマシン:無料
・その他Mastercard/CirrusネットワークのATMマシン:HKD25/1回の取引(ジェードランクは無料)
★外貨取引手数料
・現金引き出し:無料
・買い物もしくはネット上の決済:無料
★カード再発行手数料
・再発行手数料:HKD50(カード所有期間が3ヶ月以上〜2年以内のもののみ)
(ジェードランクは無料)
★カード年会費
・年会費:無料
資料によると、買い物で利用いただくと、利用額の0.4%をキャッシュバックします。
キャッシュバックは、決済の際に同時に行われます。
まだそこまでは詳細が発表されていないので、利用先によって対象外のものがあるかどうか、プロモーション自体は期間限定なのか、そういう情報はよくわからないです、、、
新しい情報が出たらまたブログでシェアしますね
"HSBC Mastercard® Debit Card
From now on, staying in control of your global currencies has become easier than ever."
- by HSBC Hong Kong
・2020年11月30日現在の情報となります。
・HSBCの判断により随時更新される可能性があります。
・上記は全てHSBC香港のウェブサイトより取得した情報であり、正確性、適時性、信頼性、完全性、または適合性を保証しません。