こんにちは、ヨモケンです!
激戦の三位決定戦は、ドイツの勝利に終わり、いよいよ残すところあと決勝戦の1試合となりました!!
そこでちょっと時計の針を戻しまして、先日行われた日本代表プレスマッチのレポートをしようかと思います。
去る7月1日、ヨハネスブルクのサントン地区のグラウンドにて、主に日本から来ている日本人ジャーナリストを中心に結成された「日本プレス代表チーム」を「エリスパークメディアセンターチーム」が迎え撃ちました。
※エリスパークというのは、ヨハネスブルクに2つあるワールドカップ試合会場の1つで、我らが日本代表プレスチームのキャプテン山田さんが、得意の交渉力を活かしてエリスパークのスタッフを口説いてこの試合の開催にこぎつけました。
僕らの泊まっている宿が、コーキさんことサッカージャーナリストの原田公樹さんと、ガンさんことフロムワンの岩本義弘さんと同じということもあり、彼らに招かれるがままに、僕らも日本プレス代表に飛び入り参加してみました!
※聞けば、ワールドカップなどの国際大会やアウェーの試合では、このようなプレスマッチがしばしば組まれるそうです。
僕はと言えば、2日前のパラグアイ戦の敗戦を引きずり、また、39度5分まで上がった原因不明の高熱から完全回復することもままならなかったのですが、やはりこの世界一蹴の旅のウリでもある「世界で球蹴り」を外すわけにはいかず、無理矢理参加してみました。
アシシもこの頃から喉がやられ、ふたりとも絶不調のまま、会場へ向かうことに。。
やってきたのはヨハネスブルク・サントン地区にあるグラウンド。
冬には枯れてしまう、かつての日本リーグで使われていたような芝生が一面に広がるクリケットグラウンドが会場で、肌寒い南半球の気候もあいまって、なんだかお正月の公園みたいな雰囲気。
写真を上から撮れるというのは、上から撮れる場所があるわけで、そうです、グラウンドには立派なクラブハウスもついてました。
エリスパークチーム、ナイスなもてなしです。
もてなしはナイスでしたが、このチームが待てども待てどもやってこない。
結局、14時キックオフ予定の試合に彼らが到着したのは16時でした(笑)
※ちなみに日本チームの集合予定は日本人らしく1時間前の13時。
しょうがないので、紅白戦ミニゲームで身体を温めていた日本プレス代表ですが、さっそくスタメンを発表。
メンツは以下の通りです。(敬称略)
中盤がダイヤモンドの4-4-2が採用されました。
GK
川森 睦(カメラマン/スペイン)
DF
清水 英斗(サッカークリエーター)
金子 愼一郎(カメラマン)
岩本 義弘(エディター)
河治 良幸(ライター)
MF
山田 一仁(カメラマン/イングランド)
アシシ(Libero)
六川 則生 (カメラマン)
ヨモケン(Libero)
FW
浅田 真樹(ライター)
Song Seakin(カメラマン)
Sub.
六川 亨 (カメラマン)
原田 公樹(ライター/イングランド)
松川 智一(カメラマン)
北 健一郎(ライター)
潮 智史(新聞記者)
大谷 知寛(ディレクター)
日本代表は50歳を超えるベテラン選手が多数含まれていたのに対し、南アチームは十代とも思える若手もたくさんプレーしていました。
どうなることやら・・・
そして、35分ハーフの試合はいよいよキックオフ!!
開始10分、右コーナーキックからの流れで、右からのクロスに僕がニアサイドで潰れたところ、そのまま流れていったボールにアシシが詰めて、先制ゴール!!
僕はニアサイドですっころんでいたのでゴールの詳細は不明なのですが、ガンさんに聞くところ、93年@ドーハの韓国戦のときのカズのゴールのようだったそうです。
アシシはその得点の直後、相手の強烈なタックルを喰らい、足を負傷。打撲で試合続行不能と判断し、交代を余儀なくされちゃいました・・・。
その後、前半のうちに1点を返され、試合は後半へ。
後半、僕は右サイドバックをやっていたのですが、均衡する試合に業を煮やし、1-1で迎えた後半残り5分で、本来のポジションのFWへ。
最後の最後、ロスタイムでも果敢に攻める日本代表。
対する南アチームは体力切れか、攻撃後のディフェンスに戻ってくる人間が少なく、守備には大きな綻びが見え始める。
そんな中、日本の大カウンター攻撃が始まり、途中出場でFWに入っていた潮さん、ハーフにコンバートしていたガンさんと一緒に、南アゴールに迫る!!
左に展開した潮さんにボールが渡り、中央へ低めの弾道のクロス。
前半同様ニアサイドに詰めたヨモケンが、ヘディングシュート!!
これがゴールキーパーを破り、決勝ゴール!!!
※僕はまたもヘディングのあとに倒れていて、味方選手が倒れている僕に飛び重なって祝福に来てくれた事で初めてゴールしたことが分かったんですけどねw
試合は、このまま日本プレス代表が、2-1で勝利を収めました!!!
また、決勝ゴールが評価され、この試合のMVPに表彰されました!!
我らが日本代表がこのW杯で2勝もしちゃったことで、勝利の味を知ってしまった我々ですが、「やっぱり勝つってイイよね~」とパラグアイで忘れかけていた勝利の喜びを再認識することに。
それから数日、勝利の余韻を楽しんでいたら、キャプテンの山田さんから再度連絡が!
なんと、あのロスタイムのゴールが悔しいということで、相手チームがリターンマッチを申し込んできました!!
しかも、会場はなんと・・・・・
エリスパークのメインピッチ!!!
そんな場所でプレーできるなんて夢のよう!!
しかも、ここは日本代表がパラグアイ戦で勝っていれば、彼らが足を踏み入れたはずのスタジアム!!
我々、日本プレス代表が、代わりに出場してきます!!!
しかーし!! ここに問題が発生!!
新たに設定されたリターンマッチの日程には、すでにLiberoが予定していた外せないスケジュールが・・・・。
FIFAのブラッター会長やミシェル・プラティニにも会えるというパーティに招待されていた我々は、苦渋の選択を迫られることに・・・・。
しかし、前もって招待されていたパーティを欠席するような無礼をしてはならぬ、、ということで、そのパーティに参加することにしました。
そして、パーティが終わる頃に、スーツに身をまとった我々は急いでエリスパークへと車を飛ばしました。
エリスパークにいる仲間と携帯で連絡を取り合うと、すでに第一試合は終了しているとのこと。
まもなく第二試合に突入するところだが、相手チームは数名帰り始めていて、10分ハーフのミニマッチが残っているだけだと言う。
W杯の試合開催時は交通規制されている競技場周辺道路をぶっとばして、スタジアム真横のパーキングに駐車。
そして、スーツのまま、走る、走る。
そして、芝生のピッチが目の前に!!
試合中は控え選手が座るベンチに、荷物を置いて、そそくさと着替え始めるLibero。
こんな会場で、ベンチでスーツからユニフォームに着替えた人は後にも先にもいないような気がしますww
着替えが終わると、準備運動もままならないまま、ピッチへ。
続いてアシシやガンさんもピッチへなだれ込みます。
あまりに慌ててプレーしたために、エリスパークの雰囲気をフルに感じてる暇もないうちに、あっという間に試合終了のホイッスル。
残念ながら僕は得点ならず・・・でしたが、一緒に途中出場したガンさんは、見事にこのエリスパークの会場で1ゴール決めたのでした!!
ちなみに、第一試合から出場してたコーキさんも1点・・・・とはいかなかったのですが、エリスパークの右ポストに当てたという何とも惜しいシュートを放ったそうです。
※さらにちなみにそのポストの跳ね返りには、清水さんが身体で押し込んでゴールを決めたそうです。
試合結果は、
【第一試合】 vs FIFAチーム ●2-4
【第二試合】 vs エリスパークメディアセンターチーム ○2-1
となりました。
さらにさらに、このままピッチ脇で着替えて家路に着くのかな、と思いきや、なんと選手たちも使った更衣室&シャワーも使用できるとのこと!!
そして、いよいよ着替えも終わり、みんなで更衣室を後にしようと思ったら、
「みなさ~ん、更衣室でたら右側に、お食事とお飲み物を用意してありますからね~!!」
という声が!!
まさか・・・・
ここでは、相手チームのメンバーも食事を取っていて、試合終了後の交流に華を咲かせました。
きっと、この国ではフレンドリーマッチに相手チームを招待するっていうのは、こういうことなんだろうな、と感じました。
もちろんすべてのレベルにおいて、こんなホスピタリティは無理ですが、サッカーの試合だけでなく、シャワーやケータリングも含め、試合後の交流もコミコミの1パッケージでで「サッカーを楽しむ」ことなんだろうな、と。
また、食事のラウンジからバルコニーに出れるんですが、そこからはエリスパーク全体が俯瞰できちゃいます!! ヽ(゜◇゜ )ノ
というわけで、エリスパークスタッフの皆さんの大変温かいおもてなしで、僕ら世界一蹴の旅の「世界で球蹴り」企画も、感動のフィナーレを迎えることができました。
試合運営の幹事を務めてくださった山田さんにも感謝したいと思います。ありがとうございました!
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