ボナセーラー、ヨモケンです。
ローマでアシシと別れ、つかの間の一人旅。
ローマから南へ2時間ほど、離れた南イタリア最大の都市、ナポリにやってきました。
大学時代に卒業旅行で来たイタリア。当時はジェノバ、ミラノ、ピサ、フィレンツェ、ヴェネチア、ローマと、北半分しか行ったことがなかったので、今回は独りでも南にやってくることにしました。
本当は、ナポリから「青の洞窟」のあるカプリ島まで船で移動し、、と思っていたのですが、どうしてもスケジュールの都合が合わず、今回はナポリを3泊、ゆったりまったりすることにしました。
他の都市と比べても、治安が悪いことで有名なナポリ。
それでも近年はだいぶ解消され、街並みも徐々にキレイになっていると聞きます。
夕方に到着したナポリ初日は、ホテルと駅周辺の散歩をしてみることに。
ナポリの街並みを、1時間ちょっと歩いて廻ってみた印象として、
「イタリアの香港」
と命名することにしました。
香港といっても、高層ビル群がひしめき立つ香港島の方ではなく、古きよき胡散臭さをまだまだ残す、九龍地区のほうです。
なんていうんでしょう、港町独特のうさんくささ。
そもそもイタリア人って見た目からして、ちょっと怪しいですが(失敬w)、さらに輪を掛けて南方特有の軽さ、怪しさ。
小さな路地では、アパートの窓から物干し竿が飛び出ていて、雨が降っているのに洗濯物がそのまま干してあったりも。
また、アフリカ系移民が多く、ゆえに、道路は露店がはびこり、雨が降ったら、どこからともなく、傘売りが出現しりしますw
中国でもこういう傘売りってよく見かけました。
それにしても、ナポリは傘売りの数が多すぎ。道を歩けば、30秒おきに傘売りとすれ違います。
明らかな需要と供給のミスマッチww
一方で、工事現場が多く、まだまだ発展の可能性を秘めているとも言えるのかもしれない。
ということで、雨なんです、ナポリ。
観光本番と思っていた、昨日&今日、終日雨が降ってます・・・・(涙)
昨日は、元会社の同僚のイタリア人にアレンジしてもらった「世界で球蹴りinナポリ」も、敢えなく中止。
世界3大夜景にも入る、ナポリの夜景も拝めず終い。
※ちなみに世界3大夜景とは、他に函館と香港らしい。そういう意味でも、イタリアの香港なのだが、そもそもこの3都市が3大とはとても思えないww
降りしきる雨の中、ちょっと港の方まで出かけてみましたが、すぐさまにびちゃびちゃになるジーパン、ジャケットに嫌気がさして、すぐ戻ってきました。
※ちなみに、来訪客に対して宿泊施設が足りないと予測されている来年のワールドカップ開催地の南アフリカですが、FIFAはこのような大型客船を南アの港湾地帯に停泊させてホテル代わりにさせる、という計画も持っているらしいです。
しかし、これだけ天候が悪いと、何にも出来なくて、旅の思いでも限りなくゼロに近くなってしまう。
逆に晴れていたら、それだけですごく気分がいい。
誰が悪いとか良いとかではないけど、それだけで街の思い出(印象)も全然違う。
そればっかりは、かなり運に左右されるといってもいい。
思い出や印象といえば、やっぱり、旅先での思い出になるのは人を媒介した思い出。
確かに景色とかサッカーの試合とかあるけど、やっぱり地元の人とかと出会って、良くしてもらったりするとすごく明確に「いい思い出」として脳裏に焼きつく。
そう思うと、日本にいても、よその国からやってきた人には、出来る限り優しく、楽しくもてなしてあげれればいいな、と思う。
「シャイな気質」の日本人にとって、なかなか簡単なことではないけれど、みんなが日本代表なんだよね、そうやって、日本のイメージって出来てくるんだよね、って。
・・・・なんて思いにふけりながら、ホテルへ戻ったのですが、こんな悪天候だと、もう引きこもるか、ご飯食べるくらいしかないです。。
ということで、気を取り直してグルメ編。
「ところで知ってましたか?」シリーズ。
“ナポリタン”って、ナポリにはありません。というかイタリアにはないのですよ?
どうやら、日本人が勝手につけた名前らしいです。
しょうがないので、メニューにあった“ペンネアラビアータ”を頼んでみました。
さらに、
「ナポリはピッツァの生まれ故郷」、ということで、
“ピッツァ・マルゲリータ”。
その昔、ブルボン家のマルゲリータ女王が、ピザコンテストを開催し、一等賞になったのが、このピザ。
ゆえに、「ピザマルゲリータ」というらしいです。 へぇ~。
そして、最後はナポリでもYOMOヨーグルト。
先日のラインナップに加え、チップ入りのチョコレート味シリーズを発見しました。
さらには、こんな色のレパートリーまで。。。。
最近、僕のエントリー、ちょっとお下品ですよねw
ということで、今日はこの辺で。
明日はスペイン・バルセロナに飛びます!!
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